阪神・近本光司が国内FA権を取得、キャリアの節目と今後の決断に注目

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阪神タイガースの外野手、近本光司(30)が8月19日、国内フリーエージェント(FA)権を取得した

この日は京セラドームで行われる中日戦の前に記者と対面し、「まずここまでけがなくこれたことと、毎年試合に出ることができたというところで、いろいろな人に感謝しながら、7年間関わった人、またそれまでに関わった人、色々な人に感謝したいなと思います」と語った

近本は、2019年のドラフトで1位指名を受け、大阪ガスから阪神に入団

1年目からいきなりセ・リーグ新人記録となる159安打を記録し、以降主力選手としての地位を確立した

2021年には最多安打のタイトルを獲得し、以降5度の盗塁王を獲得、さらに4年連続でゴールデングラブ賞とベストナインに選出されるなど、走攻守でチームの重要な存在となっている

今季の近本は、チームトップの打率・290、132安打、リーグトップの26盗塁を記録し、阪神タイガースの首位独走に大きく貢献している

来季以降の権利の行使については、「シーズン中なのでそこまで考えることはないけど、それについて(考える)時間があれば、どうするか考えていきたい」と慎重に考えている様子を見せた

近本選手が国内FA権を取得することで、今後のキャリアに大きな影響をもたらす可能性があります。選手の権利行使は、チームの編成や戦力に影響を与えるため、ファンや関係者の注目が集まります。彼の活躍は他の選手にも刺激を与え、チーム全体の士気向上にもつながるでしょう。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?:プロスポーツ選手が契約満了後に他のチームと新たに契約する権利を指します。これにより選手は移籍先を選ぶ自由を持ちます。
  • ゴールデングラブ賞とは?:優秀な守備をした選手に与えられる賞で、各リーグからポジションごとに選出されます。守備力の高さを示す指標となります。
  • ベストナインとは?:各ポジションでその年に最も優れた成績を残した選手に与えられるタイトルです。攻撃と守備の両方での活躍が評価されます。
  • 盗塁王とは?:シーズン中に最も多くの成功した盗塁数を記録した選手に与えられる冠です。俊足であることが求められます。

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