阪神糸原、2カ月ぶりの安打で逆転勝利に貢献

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<阪神5-4中日>◇19日◇京セラドーム大阪 阪神タイガースの内野手、糸原健斗選手(32)が、キーとなる場面での逆転打を放った

試合は、同点のまま迎えた6回表、2死一、三塁のチャンスで糸原選手が代打として登場

カウント1-2となった状況で、藤嶋投手の投じた低いフォークボールを巧みにバットの先で捉え、フライではなく右前に落とす安打を記録した

このヒットにより、1点が追加され、試合は阪神が4-3と逆転

糸原選手は、一塁ベース上で歓喜の声を上げ、ベンチにも感情を伝えた

糸原選手は「いい場面で使ってもらって、何とか結果を出したかった

気持ちというか、執念で打ちました

久しぶりの安打で良かったです」と振り返った

彼の安打は実に2カ月ぶりで、再調整を経験した後の貴重な一打となった

今季の糸原選手は、これまでの打点は4という数字であるが、その中で適時打を記録したのは初めて

過去にはシーズンの中での安打数が思うように伸びていなかったため、「チームに迷惑をかけていたので、結果で返したかった」と語り、欠かせない存在である自分の役割についても自覚を示した

代打という位置付けでの出場はこの3年で培われてきたが、その難しさも痛感してきたという

糸原選手は「期待されるのは一線級の投手の攻略で、少しでも気持ちや準備で後手に回ると勝負にならない」と語り、試合前には球場でのルーティンを大切にし、自己の準備に余念がないことを明かした

また、同じく代打を任される原口選手とは、お互いの経験を基に「代打論」を交わしあうことが多いとのこと

配球や技術、チーム全体に対する意識についての議論は、両者にとって貴重な経験となっている

試合の勝敗に関わる局面での出番が多い中、「1打席、1球しかないので、その中で結果を出さないといけない」と糸原選手は強調した

勝利を手にした試合のその瞬間、彼の一本のバットから勝利の決定弾が生まれたことは、ファンにとっても嬉しいニュースである

糸原選手のひたむきな姿勢とチームへの貢献への強い意識が、今回の逆転打につながったことは素晴らしいと思います。また、代打としての役割を果たすために日々努力している姿勢が、今後の活躍にも繋がるでしょう。
キーワード解説

  • フォークボールとは?:野球において、投手が投げる球種の一つで、球が急激に落下する特長があり、打者にとっては非常に打ちにくい球です。
  • 代打とは?:試合中に先発選手が打席に立つ代わりに起用される選手のことで、重要な場面での一打を期待されます。

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