吉田正尚、菅野智之との日本人対決に挑むも結果は無安打

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◆米大リーグ レッドソックス―オリオールズ(19日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク) ボストン・レッドソックスの外野手・吉田正尚選手(31)が、オリオールズ戦に「5番・左翼」として先発出場しました

この試合では、彼自身にとって注目の「日本人対決」が実現しました

試合は吉田選手が先発した第2打席での出来事が注目されました

吉田選手は、1点リードの4回先頭で打席に立ちましたが、菅野智之選手(35)が投げる低めの「スイーパー」と呼ばれる変化球に空振り三振に倒れ、肩を落としてベンチに戻ることになりました

スイーパーとは、スライダー気味に横に変化する球種で、打者にとっては難易度が高い投球です

実は、吉田選手と菅野選手は公式戦での対戦は7年ぶりとなります

過去には、オリックス在籍時の2018年に対戦し、その際は吉田選手が優れた結果を残しました

また、実際に交流戦では初回にいきなり適時打を放つなど、相性は非常に良好でした

そのため八分の一を演じる日本人対決がファンの間でどのような結果になるのか、大きな注目が寄せられていました

試合序盤では、第1打席で空振り三振に倒れ、また2打席目でもファウルを打つが最後の球にバットが空を切ってしまうという苦しい展開となりました

吉田選手は昨年に右肩の手術を受け、今年の7月にメジャー復帰し、試合前の時点での打率は24試合中、2割4分7厘、2本塁打、13打点と、まだ本調子ではないことが指摘されています

彼が左翼守備に復帰したのは今月6日以来、今季3度目のことです

前回登板で日本人ルーキーとして史上10人目の2ケタ勝利を達成した菅野選手からの打撃を期待したファンの希望に応えるためにも、これからの試合で活躍してほしいと願われています

今回の試合では、吉田選手が菅野選手との対決で苦戦しました。期待されていた日本人同士の交流戦が、思った以上に厳しい結果となったことは残念ですが、これからの試合での活躍を期待しましょう。吉田選手も怪我から復帰したばかりで、徐々に調子が上がってくることを願っています。
キーワード解説

  • スイーパーとは?スイーパーは、スライダーに似た変化球ですが、より横に曲がる特性があります。このため、特に打者にとっては打ちづらい球種です。
  • メジャーとは?メジャーは、アメリカのプロ野球の最高峰で、特に激しい競争が特徴です。多くの才能が集まる場所です。
  • 打率とは?打率は、選手がヒットを打つ確率を示す指標で、打数に対するヒットの割合です。数字が高いほど、安打を打つ確率が高いことを表します。

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