阪神・伊原陵人投手が初回の失点で苦しい6敗目、今後の巻き返しに期待

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阪神・伊原陵人投手、悔しい初回の失点で6敗目を喫す

阪神タイガースの伊原陵人投手(25)は、8月20日の中日戦(京セラドーム)で先発として登板しました

この試合では今季最多の111球を投げたものの、6回を投げて7安打、2失点という結果になり、今季の6敗目を記録しました

スコアは1–2と接戦で、特に初回に奪われた先制点が悔やまれる内容となりました

試合終了後、伊原投手は「結局、今日も初回ですか先制点をとられてチームに流れを持ってこれなかった

勝てなかったことが全て」と悔しさを表明しました

初回、先頭打者のブライト選手、続く田中選手、岡林選手に連続で安打を許し、あっという間に先制されてしまいました

一死二、三塁の場面では、ボスラー選手に遊撃への適時内野安打を打たれ、2点目を失いました

その後、伊原投手は2回以降、立ち直りを見せ、6回まで得点を許すことはありませんでした

「低めにしっかり集めて打たせて取ることを意識することでリズムが出た」とのコメントからは、彼の修正力の高さが伺えます

しかし、立ち上がりの不安定さが先制点につながったことが悔やまれます

伊原投手は過去3試合で初回に失点しており、「先発投手として立ち上がりは大事」と語りましたが、同時に「最近少し続いているので」その点について反省もしています

しかしながら、6回2失点という内容はクオリティスタート(6回以上、自責点3点以内)として評価され、責めることはできない結果です

藤川監督は、初回の失点について「知らなかったです

初回、そんなに捕まったんですか?(イニングを)しっかり投げきれたし、よかったと思います」と答えました

このように、監督は選手のトータルなパフォーマンスを重視し、結果に対しても前向きな姿勢を示しました

敗北が続いていますが、まだ残り試合は32試合あります

伊原投手も6月8日オリックス戦以来、勝星から遠ざかっていますが、チームの好調を活かし、再び勝利を掴むチャンスは十分にあると言えるでしょう

現状では5勝、防御率2.04という成績を残しており、新人王の可能性もまだ秘めています

阪神・伊原陵人投手の初回の失点が試合の結果に大きく影響してしまうという展開は、将来的な成長の課題として残りました。それでも、今後のリベンジのチャンスはまだまだ多く残っていますので、ぜひとも期待したいところです。
キーワード解説

  • 先制点とは?試合において最初に得点をすることを指し、その後の試合の流れを大きく左右する重要な要素です。
  • クオリティスタートとは?先発投手が6回以上を投げ、自責点を3点以内に抑えることを指します。これにより、投手が試合をしっかりと支えたことが評価されます。

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