ヤクルト、巨人戦で初のアベック弾！村上と山田が勝利を引き寄せる
＜ヤクルト7－2巨人＞◇20日◇神宮 東京ヤクルトスワローズが巨人との一戦で、今季初のアベック弾を演出し、見事に勝利を収めました村上宗隆内野手（25）が打ち上げた8号ソロホームランが試合の流れを大きく変え、その後に山田哲人内野手（33）が8号の決勝2ランを放ちました
この2人のホームラン競演は、今季初であり、24年4月29日以来のことです
村上の驚きの一発
村上選手が放ったホームランは、滞空時間7秒という驚異的な弾道でした2回の先頭打者として打席に入った村上は、巨人の森田投手の内角ツーシームを捉え、高々と舞い上がる打球は右翼ポールに向かって飛んで行きました
打球は薄暮の空に紛れ、一瞬自分でも見失うほどの距離を飛んでいきました
「ファウルかな」と思われた打球はポールの上を通過し、村上の打席前のイメージが実現したといいます
前回対戦での無安打をリベンジし、パワフルな打撃を魅せました
山田の力強いフォーク打ち
その後、山田選手が4回に同点の状況で1死一塁、低めのフォークボールを捉え、左翼席最前列に運ぶ一撃を放ちましたチームメートとの「山ポーズ」を交えながら喜びを分かち合った山田は、その喜びについて「彼がすごすぎて、あっという間に同じ本塁打数になってしまった」とコメントしました
高津監督の喜び
前夜には13点差で大敗を喫したヤクルトが、この日は見事に勝利を収め、高津監督も「今日は寝られるぞ」と笑顔を見せました主役たちが打てば勝てる、まだ残り38試合がある中で、チームの状態は上向いている様子です
ヤクルトが巨人戦で見せたアベック弾は、チームの士気を高める重要な勝利となりました。村上と山田の活躍により、ファンの期待や興奮も高まっていることでしょう。今後の試合にも期待がかかる展開です。
キーワード解説
- アベック弾とは？：二人以上の選手が同じ試合でホームランを打つことを指します。特に注目される選手同士が共演すると、試合の盛り上がりが一層増します。
- フォークボールとは？：速球と変化球の中間に位置する球種で、投手が投げた際に急激に落ちる特性を持っており、バッターを打ち取るための重要な武器です。
