ヤクルト・石山泰稚、ブランクを感じさせない圧巻の復帰戦でチームを支える

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(セ・リーグ、ヤクルト7-2巨人、18回戦、巨人12勝6敗、20日、神宮)プロ野球界において、“守護神”として知られるヤクルト・石山泰稚投手(36)が、上半身の不調を克服し、復帰戦で素晴らしいパフォーマンスを披露した

7月9日のDeNA戦以来、久しぶりの登板となったこの試合で、石山は七回に3番手としてマウンドに上がり、わずか1イニングを三者凡退に封じ込める圧巻の投球を見せた

「結構、緊張しましたが、無失点で抑えられて良かった」と、久々の登板に安堵の表情を浮かべる石山

先頭打者の代打ヘルナンデスをスライダーで見逃し三振に打ち取ると、続く泉口を二ゴロ、キャベッジを一ゴロに仕留め、その実力を証明した

これにより、石山は自らの連続無失点記録を「17」に伸ばし、防御率は驚異の0.64となった

石山は7月12日に出場選手登録を抹消された後、あらゆる努力とリハビリを経ての復帰となった

「九回をやっている時も、チーム全体で支え合うことが大事」と話し、個人プレーに固執しない姿勢を強調した

昨季終盤の離脱を踏まえ、今季からはチーム全体での役割分担を大切にした結果として、その心構えは変わらずにいる

この試合においては、大西や星などが代役として守護神の役割を果たし、試行錯誤を伴いながらも勝利の方程式を確立していた

しかし、石山の復帰により、さらに盤石な救援陣が形成されることになる

背番号12である石山は、チームの精神的支柱の一人として、「しっかり準備をし、結果を出して頑張りたい」と新たな決意を示した

今回の石山投手の復帰は、ヤクルトにとって大きなプラス要素となります。彼はチームの精神的支柱としても機能しており、全体を引き上げる存在です。昨シーズンの反省をもとに、彼が求める「個人ではなくチーム全体での役割分担」という姿勢は、チームに良い影響を与えるでしょう。これからのシーズン、石山がどのようにチームに貢献していくかが非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 守護神とは?:野球の用語で、試合の終盤に登板し、相手の反撃を防ぐ役割を担う投手のことを指します。特にセーブ機会に登板することが多く、チームにとって非常に重要な位置付けです。
  • 防御率とは?:投手の成績を示す指標で、投球回数に対する自責点の割合を示します。防御率が低いほど、抑えられていることを意味します。
  • 三者凡退とは?:イニングの中で相手チームの打者を三人全員アウトにすることを指します。特にリリーフ投手にとっては非常に評価されるプレーです。

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