阪神、接戦をものにできず中日に惜敗

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阪神、接戦をものにできず中日に惜敗

(セ・リーグ、阪神1-2中日、17回戦、中日9勝8敗、20日、京セラ)阪神・高寺望夢内野手(22)が放った打球は快音を響かせ、左翼線へ伸びるも、中日・細川のグラブに収まるという結果となった

竜の守護神・松山から九回1死二塁のチャンスを作るも、阪神は1-2で惜しくも敗れてしまった

試合後、藤川監督は「形はしっかりと作ってゲームができていますから」と、最後まで粘りをみせた選手たちを評価した

試合序盤、阪神は一回に伊原が4安打を浴びて2点を先行される苦しい展開となる

反撃の兆しは、三回に中野の適時打による1点のみで、その後は中日の4投手によるリレーを打ち崩すことができず、四回以降は得点を挙げられない時間が続いた

リーグ制覇に向けて快進撃を続ける中日相手に、阪神は1点差ゲームで「18勝20敗」となった

特に注目されるのは、今季喫した42敗のうち、約47.6%が1点差であることである

同じセ・リーグの5球団の中では、唯一中日に対して8勝9敗と負け越している状況で、6敗のうち5つが1点差であった

また、2位の巨人に対しても同様に6試合で5つが1点差の結果だった

接戦の多さは、阪神の安定した投手陣が崩れにくいことから生じているという見方もある

したがって、打線が奮起しなければ、勝ち進むのは難しい

藤川監督は「また東京に行って、しっかりと頑張るだけですね」と前を向き、22日からのヤクルトとの3連戦に期待を寄せている

京セラドームに響いたため息を、わずかな差で歓声に変えることができるのか、注目される

阪神は接戦に強い投手陣を持ちながらも、打線の奮起が課題とされる試合内容でした。特に1点差ゲームが多く、今後の試合に向けて打撃力が求められています。藤川監督が指摘したように、打線がしっかりと機能すれば、さらなる勝利が期待できるでしょう。
キーワード解説

  • 接戦とは?試合が非常に僅差で行われ、勝敗が決まるのが最後の瞬間までわからない状態を指します。
  • 投手陣とは?野球において、投手たちが集結しているグループのことです。試合を支える重要な役割を担っています。
  • 適時打とは?走者がいる状態で打者がヒットを打ち、その走者が得点に結びつく打撃のことを指します。

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