山本氏は清水選手の投球スタイルに「イメチェン」を感じ、「彼は以前よりも力勝負のスタイルから、変えようとしている様子が見える」と分析した
清水投手はこれまで、2020年から2年連続で最優秀中継ぎ投手の称号を獲得している
しかし、今季の成績は厳しく、特に24年は17試合で防御率7.27を記録し、さらに今季も27試合の登板で4.80と苦戦している
この日の試合では、8回に登板し、先頭バッターの岸田行倫を三ゴロ、次に中山礼都を遊ゴロに打ち取り、最後にリチャードをストレートで見逃し三振に仕留めた
山本氏はこのピッチングを評価しつつも、「彼はストレートのコントロールに苦しんでいる」と指摘した
山本氏によると、清水選手は最近、チェンジアップ系の球を多く投げており、それが今後良い方向につながる可能性がある
しかし、ストレートのコントロールが不安定であるため、ランナーをためてしまうことが多いとし、「これはもったいない」とコメント
また、今後はストレートも活用しつつ、チェンジアップを効果的に使うことで、改良が期待される
ヤクルトの清水昇選手は過去の成功を持ちながらも、現在は厳しい状況に直面しています。山本昌氏の指摘の通り、彼の投球スタイルの変化や、新しい球種の使用が今後の成績にどのように影響するか注目されます。このフィードバックを受け、清水選手が再び成績を向上させることを期待しています。
キーワード解説
- イメチェンとは？：イメチェンとは、「イメージチェンジ」の略で、見た目やスタイルを変えることを意味します。プロスポーツ選手においては、投球スタイルやアプローチを変更することを指すことが多いです。
- チェンジアップとは？：チェンジアップは、投手が速球に比べて遅い球を投げる技術で、バッターを騙すために用います。この変化球が上手に投げられることで、速球とのコンビネーションが生まれ、打者にとっては難しい打席になることがあります。
- 防御率とは？：防御率は、投手が与えた自責点をイニング数で割った数値で、投手の成績を示す重要な指標です。この数値が低いほど、投手が相手チームに得点を許さない優れた成績を残していることを示します。
