彼は“89年世代”で、菅野智之や中田翔などと同級生として知られ、若い頃から将来の有望な投手として注目を浴びていました
しかし、中学3年生の時に国指定の難病「ベーチェット病」を発症し、厳しい苦難の道を歩むこととなりました
それでも、愛工大名電高で甲子園に出場し、明治大学を経て、巨人に育成3位で入団しました
球団職員からコンサルタントへの転身
プロ野球で3年間プレーしたのち、柴田さんは球団職員としてキャリアをスタートさせましたしかし、彼のキャリアはスポーツの枠を超え、コンサルティング会社のアクセンチュアに転職します
彼は就職活動当初、広告代理店または商社で働くことを目指していましたが、最終面接での失敗がきっかけで新たな道を選ぶことになります
面接の反省から得た新たな視点
柴田さんは面接で「自動車でも食品でもなんでもやります！」と応えた結果、すぐにその場で落選したと感じたと言いますこの経験を経て、彼は次回の面接で本心を伝えることにしました
結果として、MLBのフロントスタッフとして経営に携わりたいと述べたことが功を奏し、アクセンチュアへの入社を果たしました
現在の活動と未来への展望
柴田さんは現在、アジア各国を訪れ「アジア甲子園」の開催に向けて活動していますこのように、彼のキャリアはプロ野球からコンサルティング業界への転身だけではなく、多くの若者に夢を与えるものとなっています
柴田章吾さんの経歴は非常に興味深いです。彼は若い頃に病気に悩まされながらも応援し続けた人々の期待を背負い、プロ野球の世界に踏み込みました。その後、多様な経験を経てコンサルティング業界に進出した姿勢は、多くの若者にとっての良いロールモデルとなるでしょう。
キーワード解説
- ベーチェット病とは？：ベーチェット病は、免疫系に関連する慢性の全身性疾患で、口内炎や目の炎症、皮膚の異常が主な症状です。発症原因は不明で、若年層に多く見られる難病です。
- MLBとは？：メジャーリーグベースボール（MLB）は、北米プロ野球の最高峰のリーグで、多くの国から才能ある選手が集まり、厳しい競争が繰り広げられています。
- フロントスタッフとは？：フロントスタッフは、スポーツチームの経営に携わる役職で、選手の獲得や契約、マーケティング戦略などを担当します。
