この校からは、かつて松坂大輔選手をはじめ、多くのスター選手がプロに進み、注目を集めてきました
しかし、いざプロの世界に進んでみると、期待に応えられないケースも少なくありません
今回は、横浜高校出身で苦しんだ投手、土屋健二選手の現役時代について振り返ります
土屋健二の経歴
土屋健二選手は、1990年10月4日生まれで、神奈川県出身の左投左打の選手です彼は181cm、86kgの体格を持ち、2008年の高校野球夏の甲子園にて横浜高校のエースとして活躍しました
その投球は、特に準決勝の大阪桐蔭高戦でのパフォーマンスが話題となりました
プロ志望届を提出後、同年のドラフトで北海道日本ハムファイターズから4位指名を受け入団します
プロ入り後の苦悩
プロ入り2年目の2010年に一軍初登板を果たしましたが、その年はわずか3試合の登板で防御率が16.88と、非常に厳しい結果に終わりました以降も日本ハムでは初勝利を挙げることができず、2012年にトレードで横浜DeNAベイスターズに移籍
そこでも2013年にプロ初勝利をはじめとする2勝を記録したものの、防御率は6.52という厳しい数字に終わりました
結果として、主力選手として定着することは叶わず、土屋選手は2015年に現役を引退する決断を下しました
土屋健二選手のキャリアは、プロ入り当初の期待とは裏腹に、非常に厳しいものでした。横浜高校出身であることから、周囲からの期待も大きかったでしょう。しかし、プロの世界は甘くなく、彼が苦悩した姿は、多くの若い選手にとって一つの教訓となるでしょう。
キーワード解説
- ドラフトとは?プロ野球選手を選ぶための選考制度です。各球団が選手を指名し、契約することができます。
- 防御率とは?投手がどれだけ安定しているかを示す指標で、投球回数と与四球数を基に算出されます。値が低いほど良いとされます。

