DeNA・石田裕太郎、巨人戦での投球を振り返るも悔しさの残る結果に

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(セ・リーグ、巨人4-1DeNA、20回戦、巨人14勝5敗1分、23日、東京ドーム)DeNA・石田裕太郎投手(23)が、巨人との対戦で4敗目を喫した

今回の登板は中10日での先発となり、7回を投げて3安打2失点という内容だった

特に4番・岡本和真選手に対し、2打席連続でのソロホームランを許してしまったが、石田は「ホームランの後に勝負の流れを切れた

粘れたのは良かった」と及第点を自らに与えた

持ち味である制球力が光り、四回まで一人の走者も許さない完全な投球を披露した石田

しかし、0-0で迎えた五回、先頭の岡本選手に対して決め球のシンカーを投じたところ、これが左翼席に運ばれてしまった

その後、自身の失点にも引きずられることなく、続くバッターを抑えたことが評価される

また、悔やまれるのは七回に迎えた岡本選手との対戦

甘く入ったスライダーがバックスクリーン左に飛ばされてしまい、石田は「1点もやれない場面でホームランを打たれたのは、一番駄目

勝負しに行ったボールを捉えられた」と唇をかんだ

試合後、三浦監督は「しっかりゲームを作った

ホームランを2本打たれたが、それ以外は本当に良かった

7回を投げ切ったことを自信に持ってほしい」と石田の投球を評価した

石田投手の今回の試合では、初回からの投球に期待がかかり、持ち味の制球力が活かされた。しかし、岡本選手に対する2本のホームランは悔やまれる結果となった。中10日という休養を経て、期待に応えようとする彼の姿勢は今後に向けた前向きな要素と捉えられる。三浦監督の評価からも、彼が次回に向けて成長する機会であることを示唆している。
キーワード解説

  • シンカーとは?:シンカーは投手が投げる球種の1つで、ボールが急激に横に曲がる特徴があります。この球種は、打者の打ち損じを誘うために有効です。
  • 制球力とは?:制球力は、投手がボールを投げる際に、意図した場所にボールを投げ込む能力を指します。高い制球力を持つ投手は、相手打者を対策しやすくなります。
  • ホームランとは?:ホームランは、バッターがボールをバットで打ち、ボールがフェンスを越えてスタンドに入ることを言います。得点が確実に入るため、非常に重要なプレイとされています。

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