日本ハム、首位ソフトバンク戦で勝ち越しを決定

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日本ハムは8月23日、エスコンフィールド北海道で行われた福岡ソフトバンクホークスとの試合において、8-3で勝利を収めた

この結果、今季の貯金を最多の「25」に更新し、首位のソフトバンクとのゲーム差を1.5に縮めた

試合の展開

試合は両チーム無得点のまま迎えた2回に、先制点が生まれた

先頭打者のレイエスが相手先発の有原からリーグトップの26号ソロホームランを放ち、幸先良く先制点を奪った

その後、無死一、三塁の状況で万波が中前適時打を放ち、追加点をもたらす

続いて無死満塁の場面で水野が押し出し四球を獲得し、水谷の内野ゴロの間にも2点を追加

この回だけで日本ハムは一気に4点を奪い、試合の主導権を握った

先発投手の活躍

投げる方では、先発投手の福島が序盤3回で1安打無失点の好投を見せたが、4回に牧原に2ランを浴びた

しかし、5回までに与えた得点はこの2点のみで、好調を維持した

新鋭ルーキーの登場

その後、日本ハムは高卒ドラフト1位のルーキー・柴田を6回から登板させ、更に3回を投げて4安打1失点の成績を残した

最終回には金村が登板し、二死から連打を浴びたものの、無得点で切り抜けた

新庄監督の評価

新庄剛志監督(53)は試合後、先発の福島について「良いピッチングをしてくれましたね」と評価し、ルーキー・柴田の起用についても「この大事な一戦で投げさせることに意味があると思った」と語った

今後の展望

この勝利で最低限の目標である勝ち越しを達成した日本ハムは、次の試合にも意気込みを見せている

新庄監督は「2つ取ったら3つ(3連勝)を狙いたい」と意欲を見せ、明日の試合に期待を寄せた

今回の試合で日本ハムは、首位ソフトバンクとの重要な対決を制し、今後の展開に期待を持たせる結果となった。特に、先発の福島投手とルーキー柴田投手の活躍が印象的だった。新庄監督の戦略も光り、これからの試合にもさらなる注目が集まるだろう。
キーワード解説

  • 貯金とは?:チームが勝利した試合数から敗北した試合数を引いたもの。勝ち越しの指標として使われ、チームの成績を示す重要な数字。
  • 有原とは?:福岡ソフトバンクホークスの先発投手であり、高い防御率を誇る投手。選手の成績を示す指標として防御率が重要視される。
  • ルーキーとは?:プロに入ったばかりの新入選手のこと。特に、高校や大学から直接入団した選手を指す。

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