試合中、井上投手は6回途中まで無失点という好投を見せ、今季4勝目を手にしました
試合は、井上投手が初回からストライクを先行させるなど安定した投球を続け、5回には岡本和真内野手(29)の2試合連続となるホームランによる援護を受けました
6回にはピンチを迎えましたが、本塁タッチアウトの好守があり無失点で切り抜けることができました
結果、井上投手は83球でマウンドを降り、以降の救援陣がリードを守り抜き、巨人に勝利をもたらしました
試合後、阿部監督は井上投手の内容を振り返り、特に6回に先頭打者の蝦名選手に与えた四球を指摘しました
「膝元に投げたスライダーがバットに止まっていたなら、他の球種に変えるべきだった
交代時のマウンドで『振ると思った?』と聞いたら、彼は『振らないと思いました』と答えた
だったら、首を振って欲しかった」と、投球に対する工夫の重要性を強調しました
さらに、監督は「井上選手はまだ借金のあるピッチャー」とし、彼が自己成長のために努力することを期待すると話しました
この発言からは、阿部監督が選手育成に熱心であることが伺えます
今回の試合では、井上投手が後半戦でしっかりと結果を出し、チームに勝利をもたらしました。阿部監督の指導スタイルも興味深く、単に結果を求めるのではなく、将来的な成長を見据えた厳しい指摘をする姿勢が印象的でした。これにより、井上投手が今後どう成長していくのかが楽しみです。
キーワード解説
- 愛のムチとは?指導者が選手に対し、厳しい意見や指摘をすることを指しますが、選手の成長を願ってのものであるという意味合いがあります。
- 無失点とは?相手チームにポイントを与えず、得点を許さない投球を指す言葉です。ピッチャーにとっては非常に重要な指標です。
- 借金とは?勝利数よりも敗北数が多い場合、チームや選手に生じる負の要素を指します。勝率を上げるためには、この「借金」を返済する必要があります。

