西武のエース今井、ロッテ打線を完封し今季8勝目を挙げる

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◆ロッテ0―2西武(23日、ZOZOマリンスタジアム) 思い出深い夏に、エースの今井が絶好調を維持し、ロッテ打線を封じ込めた

彼は6月17日の横浜DeNAベイスターズとの交流戦以来、今季2度目の完封勝利を収め、8勝目を手にした

その内容は完璧で、114球の投球の中で12三振を奪い、わずか4安打に抑える守りを見せてチームを4カードぶりに勝ち越しへと導いた

今井は試合後、「率直にすごくうれしい

回を追うごとに落ち着いて投げられた」とコメントした

特に5回裏には、1点リードの状況で二死一、三塁というピンチでも、冷静に外角低めに156キロの直球を投げ込み、相手打者を遊ゴロに仕留める場面が印象的だった

試合の最後の9回には三者三振を奪い、圧巻の形でゲームを締めくくった

さらに、8月に入ってからの24イニングで1失点と好調を維持する理由について、今井は同じ1998年生まれの2年目の右腕、糸川から学んだシンカーの効果が大きいと語った

「糸川にシンカーを教えてもらい、それがよく投げられている

相手もデータにはないだろうし、カウントも空振りも取れる」と感謝の言葉を述べた

試合が行われた23日は、沖縄尚学高が夏の甲子園で優勝した日でもある

今井自身も2016年に栃木・作新学院高のエースとして同大会を制覇した経験を持ち、その時の帰郷で感じたファンの熱気を懐かしむ

「本当にすごい人数が来てくださった」と当時を振り返った

プロ入り後には一時的に伸び悩んだものの、多くの人との出会いと学びが彼を成長させたと言う

高い向上心を持つ今井は、さらなる進化を遂げている

今回の試合では、西武の今井投手が非常に素晴らしいパフォーマンスを見せました。特に、三者三振で試合を締めくくった場面は圧巻で、彼の実力を強く印象付けました。シンカーを学び、進化を続ける姿勢は若い選手にとっても良いお手本になるでしょう。
キーワード解説

  • 完封(かんぽう)とは?:試合で投手が相手チームに一切得点を許さずに試合を終えることを指します。
  • エースとは?:チーム内で最も信頼されている投手や選手を指し、主要な試合で先発することが多い選手です。
  • シンカーとは?:ボールが放たれた後、下方向へ曲がる軌道を持つ球種で、打者にとっては打ちにくい球です。

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