大勢はこの試合で8試合連続無失点を継続し、リーグ最多となる今季37ホールド目を記録しました
ホールドとは、リードを保ったまま相手打線を抑える投手の成果を評価する指標であり、試合の重要な局面での安定感が求められます
試合は2―0で迎えた8回に、巨人の4番手投手として登板した大勢
最初の打者である石上を154キロの直球で遊ゴロに仕留め、続く代打・梶原は同じく154キロの直球で空振り三振を奪いました
最後の打者、蝦名もまた154キロ直球で空振り三振に斬り、11球で3者凡退に仕留めました
この投球内容は、緊迫した状況での大勢の力強さを示しています
大勢は今季、6―5で逆転勝利をもたらした阪神戦で7勝目を挙げており、その後は守護神のマルティネスと共に登板機会がなかったため、8日ぶりのマウンドでした
一方、マルティネスも今季最速200セーブを記録後、登板が途絶えていました
この日の試合では、8回表までのリードを守るためにマルティネスはブルペンで準備を整えていましたが、巨人のリードが4点に広がったことで9回の登板機会は訪れませんでした
また、9回には代わりに登板した5番手のケラーがビシエドに一発を浴びて3点差となりましたが、最後までマルティネスには登板機会が訪れませんでした
これにより、巨人は4―1で勝利を収め、チームとしても安定した投手陣の存在を再確認する結果となりました
今回の試合での大勢投手の活躍は、今季の他の投手との差を際立たせる結果となりました。特に、8試合連続無失点は彼の安定性を物語っています。また、リーグ最多のホールド記録は、チームへの信頼を集める要因ともなるでしょう。これからの試合でも、大勢のさらなる活躍が期待されます。
キーワード解説
- ホールドとは?投手が試合終了時にリードを保つ役割を果たした場合になされる記録で、安定した投球が求められます。
- セ・リーグとは?日本のプロ野球のリーグの一つで、交流戦以外はDH制(指名打者制)を採用していないのが特徴です。
- ブルペンとは?試合中に投手が投球練習を行うためのエリアを指し、登板準備を整える重要な場所です。

