ヤクルト、土壇場で引き分け 高津監督賞賛の粘り見せる

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<ヤクルト2-2阪神>◇23日◇神宮 東京ヤクルトスワローズは阪神タイガースとの接戦を2-2で引き分け、今季6度目の同様の結果となった

試合は9回にヤクルトが土壇場で追いつく展開となり、監督の高津臣吾氏(56)も選手たちの粘り強いプレーを称賛した

試合の流れと粘り強い攻撃

試合は、阪神が初回に2点を先制

しかし、ヤクルトはその後なかなか得点を奪うことができず、8回まで苦しい展開が続いた

だが、9回に入ると状況は一変

1死から連打と四球を重ね、満塁のチャンスを作った

そこで登場したのは外野手の太田賢吾(28)で、彼が右翼への犠飛を放ち、同点に追いついた

山田哲人の9号ソロ

試合の中盤では、内野手の山田哲人(33)が2回に左翼ポール際への9号ソロを放つなど、チームに光明をもたらした

しかし、以降は打線が沈黙し、なかなか追加点を奪えずにいた

先発投手山野太一の奮闘

先発投手の山野太一(26)は、6回を投げて4安打2失点という成績を残した

6月6日のソフトバンク戦以来、約2カ月半ぶりの一軍登板となったが、初回に2点を失った後は5イニング連続で無失点の素晴らしいピッチングを見せた

高津監督は彼の投球に対して「球自体はすごく良かった」と評価しつつも、一塁の悪送球やベースカバーのミスなどの課題を指摘した

野手の総力戦

この試合では、ヤクルトのベンチ入り17人全員が出場するという総力戦となった

高津監督は「攻撃はなかなか相手投手を打ち崩せなかったが、最後に粘りを見せた」と選手たちの奮闘を評価した

また、投手陣も矢崎、木沢、下川、荘司、大西、星が連続無失点で試合を締めくくり、監督も彼らの粘り強さに感謝の言葉を述べた

今回の試合は、ヤクルトが土壇場で粘りを見せて引き分けに持ち込む展開が印象的でした。選手たちが力を合わせた総力戦や、山田選手のホームランがチームの士気を高めた側面も感じられます。これからの試合でも、うまく連携して勝を目指してもらいたいです。
キーワード解説

  • ヤクルトとは?プロ野球チームで、東京都を本拠地とし、スワローズの愛称で知られています。
  • 阪神とは?プロ野球チームで、兵庫県を本拠地とするタイガースという人気チームです。
  • 犠飛とは?ランナーを進めるために打者がボールに当てて、アウトになる代わりに得点を狙う打撃戦術の一つです。
  • 満塁とは?塁上にランナーが全ている状態を指し、得点の可能性が高まります。
  • ブルペンとは?投手を準備させるために設けられた区域で、後続投手が試合中に投げ込む場所です。

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