西武・今井達也がロッテ戦で完封勝利、リーグトップの奪三振数を記録

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西武・今井達也投手(27)が8月23日のロッテ戦(ZOZOマリン)で見事な投球を披露し、9回114球を投げて4安打12奪三振の成績を収め、完封勝利を果たしました

これにより、今季8勝目(5敗)を挙げ、チームは前日の零封勝利と合わせて、4カ月ぶりの勝ち越しを決定づけました

今井選手は試合中、最速158キロの速球に加え、シンカーを効果的に使って12奪三振を成し遂げました

この成績により、通算奪三振数は「149」となり、2年連続奪三振王に向けてリーグトップに立ちました

今井選手は不調を乗り越え、自身の持つタフネスを取り戻しつつあります

試合後、今井選手は「昨日の高橋(光成)さんが良い流れをつくってくれたので、何とかダメにならないように、チームが勝てるように投げました」とコメントし、安堵の表情を見せました

また、「全体的に回を追うごとにリラックスして、落ち着いて投げられたのかなと思います

相手のバッターをしっかり見て、女房役の古賀がいいリードをしてくれたので感謝したい」と述べ、チームメートへの感謝の言葉も忘れませんでした

特に印象的だったのは5回二死三塁で迎えた藤原との対戦

カウント1-2から157キロの内角速球を放つもカットされた際、今井選手はマウンドで笑顔を浮かべ続けました

このピンチを楽しむ姿勢は、彼の投球スタイルの一部であり、「うまく行かない時、ピンチの時ほどその状況を楽しむ」との信念を感じさせます

エースとしての役割を果たしつつ、今井選手がピンチをチャンスに変える力を取り戻すことは、逆転CS進出を狙うチームにとって大きな心強い材料となるでしょう

今井選手の好投を受け、チームが勝ち越しを決めたことは非常に喜ばしいニュースです。特に、彼がピンチを楽しむ姿勢を持っているのは、若い選手たちにも良い影響を与えるでしょう。投手としての成長は、チーム全体の士気にも繋がります。
キーワード解説

  • 完封勝利とは?:試合で相手チームに1点も与えず勝つことを意味します。
  • 奪三振とは?:投手が打者を三振させることを指し、投手の実力を示す重要な指標です。
  • シンカーとは?:ボールが放たれた後に下方向に曲がる変化球の一種です。
  • リードとは?:捕手が投手に対してどのような球を投げるかを指示することで、試合展開に大きな影響を与えます。

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