日本ハム・上原健太投手が救援で存在感を発揮

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日本ハムの救援防御率は、8月22日時点でリーグトップの2.21を記録しています

この中で、注目の投手が31歳の上原健太選手です

上原選手は、6月末に一軍昇格を果たして以来、15試合で無失点という素晴らしい成績を残しています

また、8月23日に行われたソフトバンク戦でもホールドを記録し、勝ちパターンの一角として重要な役割を担っています

中継ぎ転向での苦悩と成長

2016年にドラフト1位で日本ハムに入団した上原選手は、長い間先発投手として活躍してきました

しかし、昨シーズンは0勝5敗と不振に見舞われ、今季は中継ぎに転向しました

開幕を2軍で迎えた彼は、厳しいシーズンを生き残るために中継ぎの道を選んだのです

配球の見直しと新たな武器

初めて中継ぎとして登板した際、上原選手は「気持ちのつくり方や配球で、どうしても先発としての動きが抜けなかった」と苦悩を語ります

しかし、「これまでの配球は忘れて、押していこう」と心を切り替えたことで、直球に自信を持つようになりました

反省と成長の過程

すべてが順調に進んでいるわけではありません

7月30日のソフトバンク戦での登板では、試合の結果に対して非常に悔しい思いをしたと振り返ります

過去の同僚である近藤選手との対決で勝ち越しを許し、彼は「無死満塁でもゼロで抑えられる力をつけないと」と更なる成長を誓いました

実績と自身の成長を感じる瞬間
8月20日のオリックス戦では、1点リードの局面で登板

最初の打者に安打を許し満塁とされるも、見事に後続を抑えチームを勝利に導くことに成功しました

「これまでにない経験を得られた」と彼は自信を深めています

現在は「先発をしたい気持ちはなくなっていないが、今は100%中継ぎ」と語り、新たなポジションで活躍し続けています

日本ハムの上原健太投手が中継ぎ転向後、見事なパフォーマンスを発揮していることは、チームの成績にとって非常に重要な意味を持つと言えます。この選手の成長過程は、多くの選手にとっても参考となるでしょう。
キーワード解説

  • 救援防御率とは?救援防御率は、リリーバー投手が登板した試合での失点をもとに計算される指標で、よい成績を示すためには低い数字が求められます。
  • ホールドとは?ホールドは、リリーバー投手が試合中に味方が勝っている状態で登板し、最終的に試合を勝利に導くための条件を満たしたと認められる成績です。
  • 中継ぎとは?中継ぎは、試合において先発投手が投球を終えた後に登板する投手のことで、時には試合の流れを変える重要な役割を果たします。

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