広島・森下 暢仁、好投するも14敗目を喫する厳しいシーズンが続く

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広島東洋カープの森下 暢仁投手(大分商‐明治大)は、8月23日の中日戦において、7回を投げて3失点という素晴らしい投球を見せました

しかし、結果的には14敗目を記録し、今シーズンの対中日戦では6戦全敗という結果に終わっています

プロ6年目を迎える森下選手は、今年の開幕投手に抜擢され、貴重な先発ローテーションを守り続けています

これまでの22試合で6勝14敗を記録しているものの、防御率は2.48と優れた成績を残しています

この防御率は、投手がどれだけ失点を抑えているかを表す重要な指標で、数値が低いほど良いとされています

また、森下選手はリーグ最多となる19試合でクオリティースタート(6イニング以上を投げ、かつ3自責点以下)を達成しており、先発投手としての役割は十分に果たしています

なお、森下選手の援護率は3.04で、これは規定投球回に到達している12人中5番目に相当し、一定の援護を受けているものの、勝利と結びつかない状況が続いています

14敗目を喫したことで、セ・リーグでは2011年の横浜・高崎 健太郎選手以来の記録となるため、今後の登板に注目が集まります

15敗目を避けることができるか、また、21世紀以降に16敗以上を記録した投手は存在しないため、森下選手がこのシーズンをどのように乗り切るかが重要なポイントとなります

森下選手は今シーズン、開幕投手としての期待に応えるため、好投を続けていますが、勝利につながらない状況が続いています。援護を得られないことが多い中で、一体どのように試合を乗り越えて行くのか、ファンとしても注目せざるを得ません。今後の彼の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • クオリティースタートとは?:投手が6イニング以上を投げ、かつ3自責点以下に抑える良好な投球内容を指します。
  • 防御率とは?:投手が投げたイニングに対して許した自責点の数を基に計算され、数値が低いほど防御に優れていることを意味します。

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