ヤクルトは現在、40勝62敗6分と、借金が22となっており、5位の広島カープとは5.5ゲーム差、3位のDeNAベイスターズとは8.5ゲーム差の厳しい状況です
試合の流れ
この日の試合では、ヤクルトの村上選手が復帰後23試合で9本塁打を記録しているが、試合は前半に阪神に先制を許しました先発投手の山野選手は初回に森下選手に対して18号2ランを浴びました
しかし、ヤクルトは2回に山田選手が9号ソロを放ち、1点を取り返しました
山野選手はその後、6回を投げ切り4安打2失点で降板しました
3番手の木澤選手は、8回に満塁のピンチを招きましたが、無失点で切り抜ける活躍を見せました
終盤の9回、ヤクルトは古賀選手と代打・宮本選手の連続安打、さらに代打・増田選手の四球で1死満塁とし、太田選手の犠飛で同点に追いつきました
結果と先発投手の分析
試合はそのまま延長戦に突入しましたが、両チームの投手陣が無失点に抑えたため、最終的には今季両リーグ最多となる6度目の引き分けとなりましたヤクルトは今季の阪神戦で7勝13敗1分と、負け越しが決定しています
ヤクルトのスタメン
| 打順 | 選手 | ポジション |
|---|---|---|
| 1 | 太田 | ライト |
| 2 | 長岡 | ショート |
| 3 | 内山 | レフト |
| 4 | 村上 | サード |
| 5 | オスナ | ファースト |
| 6 | 山田 | セカンド |
| 7 | 古賀 | キャッチャー |
| 8 | 丸山和 | センター |
| 9 | 奥川 | ピッチャー |
阪神のスタメン
| 打順 | 選手 | ポジション |
|---|---|---|
| 1 | 近本 | センター |
| 2 | 中野 | セカンド |
| 3 | 森下 | ライト |
| 4 | 佐藤輝 | サード |
| 5 | 大山 | ファースト |
| 6 | 高寺 | レフト |
| 7 | 坂本 | キャッチャー |
| 8 | 小幡 | ショート |
| 9 | 才木 | ピッチャー |
前回の登板では6回1/3を11安打2失点で勝ち投手となり、阪神戦は今季5度目の登板で1勝3敗、防御率4.98との記録となっています
一方、阪神の才木選手は今季20度目の登板で11勝5敗、防御率1.57とリーグトップの成績を誇ります
この試合はヤクルトにとって苦しい状況が続く中での戦いでした。特に先発の山野選手がピンチを切り抜けたシーンや、チームが同点に追いつく力を見せたことは、今後の試合に向けた希望を感じさせます。しかし、阪神との対戦成績が厳しいため、全体を通して強化が必要不可欠です。
キーワード解説
- 引き分けとは? 引き分けは、試合において両チームが同じ点数で終了することを指します。プロ野球では、引き分けが発生すると勝敗がつかず、両チームに1ポイントずつが与えられます。
- 防御率とは? 防御率は、投手が与えた earned run(自責点)の数を、投球回数で割って得られる数字で、投手の成果を示す指標です。一般的に、防御率が低いほど投手のパフォーマンスが良いとされます。
- サードとは? サードは、野球における内野のポジションの一つで、三塁ベースの近くを守る選手を指します。攻撃時には、主に三塁からホームへ走るランナーを阻止する役割を担います。

