ヤクルト、阪神戦で引き分け シーズンの厳しい状況に直面

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■プロ野球 ヤクルト-阪神(2025年8月23日 神宮球場) ヤクルトスワローズは、今季109試合目の阪神タイガース戦に臨みましたが、試合は引き分けに終わりました

ヤクルトは現在、40勝62敗6分と、借金が22となっており、5位の広島カープとは5.5ゲーム差、3位のDeNAベイスターズとは8.5ゲーム差の厳しい状況です

試合の流れ

この日の試合では、ヤクルトの村上選手が復帰後23試合で9本塁打を記録しているが、試合は前半に阪神に先制を許しました

先発投手の山野選手は初回に森下選手に対して18号2ランを浴びました

しかし、ヤクルトは2回に山田選手が9号ソロを放ち、1点を取り返しました

山野選手はその後、6回を投げ切り4安打2失点で降板しました

3番手の木澤選手は、8回に満塁のピンチを招きましたが、無失点で切り抜ける活躍を見せました

終盤の9回、ヤクルトは古賀選手と代打・宮本選手の連続安打、さらに代打・増田選手の四球で1死満塁とし、太田選手の犠飛で同点に追いつきました

結果と先発投手の分析

試合はそのまま延長戦に突入しましたが、両チームの投手陣が無失点に抑えたため、最終的には今季両リーグ最多となる6度目の引き分けとなりました

ヤクルトは今季の阪神戦で7勝13敗1分と、負け越しが決定しています

ヤクルトのスタメン

打順選手ポジション
1太田ライト
2長岡ショート
3内山レフト
4村上サード
5オスナファースト
6山田セカンド
7古賀キャッチャー
8丸山和センター
9奥川ピッチャー

阪神のスタメン

打順選手ポジション
1近本センター
2中野セカンド
3森下ライト
4佐藤輝サード
5大山ファースト
6高寺レフト
7坂本キャッチャー
8小幡ショート
9才木ピッチャー
先発投手の奥川選手(ヤクルト)は今季14度目の登板で4勝5敗、防御率4.08

前回の登板では6回1/3を11安打2失点で勝ち投手となり、阪神戦は今季5度目の登板で1勝3敗、防御率4.98との記録となっています

一方、阪神の才木選手は今季20度目の登板で11勝5敗、防御率1.57とリーグトップの成績を誇ります

この試合はヤクルトにとって苦しい状況が続く中での戦いでした。特に先発の山野選手がピンチを切り抜けたシーンや、チームが同点に追いつく力を見せたことは、今後の試合に向けた希望を感じさせます。しかし、阪神との対戦成績が厳しいため、全体を通して強化が必要不可欠です。
キーワード解説

  • 引き分けとは? 引き分けは、試合において両チームが同じ点数で終了することを指します。プロ野球では、引き分けが発生すると勝敗がつかず、両チームに1ポイントずつが与えられます。
  • 防御率とは? 防御率は、投手が与えた earned run(自責点)の数を、投球回数で割って得られる数字で、投手の成果を示す指標です。一般的に、防御率が低いほど投手のパフォーマンスが良いとされます。
  • サードとは? サードは、野球における内野のポジションの一つで、三塁ベースの近くを守る選手を指します。攻撃時には、主に三塁からホームへ走るランナーを阻止する役割を担います。

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