特に、大きな負傷をしたのは岸田行倫捕手です
試合の8回、1―4の状況で、DeNAのオースティン選手が打ったファウルボールが岸田の右膝に直撃
防具を着用していたものの、強烈な衝撃で岸田はその場にうずくまり、しばらくプレーができない状況となりました
この瞬間、球場内は騒然とし、ファンや選手たちが岸田の様子を心配しました
試合中、捕手出身の阿部慎之助監督は、元選手として捕手の痛みが分かるためか、ベンチで苦笑いを見せました
実は、岸田だけではなく、前日の23日に行われた同じくDeNA戦でも、甲斐拓也捕手が痛手を負いました
6回には、本塁クロスプレーで走者にタッチした際に、ミットをはめていない右手がスライディングした走者に巻き込まれ、一時は痛みでベンチ裏に下がる事態に
さらに9回には、ファウルボールが股間に直撃し、再びプレーを続行できませんでした
捕手というポジションは、守備時にボールを受けたり、走者にタッチプレーを行ったりと、体に不意の衝撃を受けやすい役割を担っています
特にこの位置では、プレー中に思わぬ事故が起きることがよくあります
最近の巨人は、捕手陣に痛みが続出しており、チームの戦力に影響を与える可能性があります。捕手は試合の中で非常に重要な役割を果たすため、その負傷が長引くことはチーム全体にとってリスクとなります。
キーワード解説
- 捕手とは? - 野球におけるポジションの一つで、投手から投げられたボールを受け取る役割を持っています。
- ファウルボールとは? - バットに当たったがフェアゾーンを越えなかったボールのことを指し、プレーが一時中断されます。
- クロスプレーとは? - 捕手と走者が同時に同じ位置に到達し、タッチをするための競争のことです。

