日本ハム・守護神柳川大晟が1軍登録を抹消、疲労回復を優先
＜日本ハム1－0ソフトバンク＞◇24日◇エスコンフィールド 日本ハムの守護神として活躍していた柳川大晟投手（22）が、1軍登録を抹消された新庄剛志監督（53）は、シーズン末の重要な時期に備え、選手の健康を考慮しての措置であることを明かした
「あの年齢で、育成からはい上がってきて、今シーズンずーっとプレッシャーのある場面で投げさせて、抑えてくれて
休ませたいなっていう気持ちが、1週間前ぐらいからあった」とコメントした監督は、選手が常に高いパフォーマンスを求められる中で、体調管理の重要性を強調した
柳川は今季4年目で、6月から抑えを任されて以来、35試合に登板し、2勝1敗7ホールド、11セーブ、防御率0.81を記録
特に、21試合連続無失点を達成するなど、安定した投球を披露してきた
しかし、柳川本人は「疲れはいつもありますけど
球もあんまり良くなかったので」とし、監督の判断に理解を示した
新庄監督は冗談交じりに、「ちょっと箱根の方に温泉でリラックスしてもらって」と述べ、選手が精神的にもリフレッシュする必要があることを認識している
この休養期間を利用し、柳川は本拠地に残って調整を行い、10日後の再登録を目指す計画だ
今回の柳川選手の1軍登録抹消は、選手の健康管理や疲労回復の重要性を再認識させる出来事と言えます。特に若手選手にとって、プレッシャーがかかる場面での登板は大きなストレスになりますが、新庄監督の判断は、チーム全体のパフォーマンスを長期的に考えたものです。今後、柳川選手がどのようにリフレッシュして再登録に臨むのか、注目が集まります。
キーワード解説
- 守護神とは？野球において、試合の最終局面で自チームを勝利に導くために登板するエース級の投手のことを指します。
- 抑えとは？試合の終盤に投入されチームの勝利を固める役割を担う投手で、特にクローザーとも呼ばれます。
- ホールドとは？リリーフ投手が1点差以内で試合を引き継ぎ、勝ち投手を助ける役割を果たした場合に与えられる記録です。
