DeNA入江「チームの勝利に貢献できるようにこれからも投げていきたい」
DeNAの入江大生投手が、東京ドームで行われた巨人戦において今季20セーブ目を達成しましたこの試合は4対2でDeNAが勝利し、入江選手は9回に登板
連打で1点は失ったものの、チームのリードを守る大事な役割を果たしました
入江選手は明治大学の後輩でもある竹田祐投手にプロ2勝目を託し、「1つ1つ積み上げて20セーブ目になったんですが、失敗している試合もあるので、ひたすらチームに貢献できるようにこれからも投げていきたいと思います」とコメントしました
昨シーズンは右肩の故障により実戦登板がなかった入江選手ですが、2年ぶりの復帰から順調に成績を積み上げています
入江選手の成長の裏には、彼独特の“切り替え術”が存在します
プロ1年目は先発で4試合登板し4敗
その後、2年目には救援専門として57試合登板、5勝1敗10ホールド、防御率3.00という成績を記録しました
「最初は落ち込むタイプ」であった彼は、次の試合が直ぐにやってくることを学びました
「打たれても落ち込んでも、あまり変わらないので、ベンチに戻ったらもう考えない
帰宅の際には全てを切り替えています」と明かしました
また、入江選手はルーティンやゲン担ぎを持たないことも特徴で、プレッシャーの中でも自らを変えずに日々を送ることで心の余裕を保っています
今季38試合に登板し、連続失点はわずか2試合
特に19日の広島戦での敗戦から短期間で雪辱を果たすなど、失敗を糧にして次に活かす姿勢が彼の強みです
背番号22は、今後もそのプレッシャーと戦いながら、チームの勝利のために最後のマウンドを守り続けていくことでしょう
入江選手の“切り替え術”と、彼が持つ独自のマインドが、これまでの彼を支えてきた要素であることが理解できる。選手としてだけでなく、心の成長も感じられる彼の姿勢は、多くのファンに勇気を与えている。これからも自身のプレッシャーと向き合いながらチームに貢献し続ける姿を期待したい。
キーワード解説
- セーブとは?:セーブは、投手が勝利投手としておさまるために必要なアウトを取得し、試合の勝利を守った回数を示す記録です。
- 防御率とは?:防御率は、投手が9イニングあたりどれだけ失点を許したかを示す数値で、数値が低いほど投手の成績が良いことを示します。
- マウンドとは?:マウンドは、野球場において投手が投げるための土の部分のことで、重要な役割を果たす場所です。

