中日が新たな外野フェンスLEDビジョンと観客席設置を発表
中日ドラゴンズは25日、外野フェンスのLEDビジョン新設や、「ホームランウイング」「アリーナシート(仮称)」の詳細を発表しましたこの新設計画は、スタジアムの観客体験を向上させることを目的としており、特にファンの視覚的な楽しみと安全性を重視しています
ホームランウイングの特徴
新たに設けられる「ホームランウイング」は、外野フェンスの高さを現行の4.8メートルから3.6メートルに変更しますこれは、ソフトラバーフェンスとネットフェンスの組み合わせによるもので、打球の跳ね返りや衝撃を和らげる工夫がなされています
また、右中間と左中間のフェンスの距離も各116メートルから110メートルに短縮されます
両翼の距離は100メートル、中堅は122メートルで変更はありません
座席配置と価格
ホームランウイングには以下のように座席が配置されます| 座席タイプ | 場所 | 座席数 |
|---|---|---|
| ライト側 | カウンター | 104席 |
| グループ | 18席 | |
| 車いす | 2席 | |
| 介護者 | 4席 | |
| レフト側 | カウンター | 116席 |
| グループ | 12席 |
ただし、シーズンシート(年間指定席)での販売は行われないことが確認されています
アリーナシート(仮称)の設置
アリーナシート(仮称)は、ソフトラバーフェンスとネットフェンスの組み合わせが施されており、1塁側と3塁側にそれぞれ55席が設けられますこちらも座席料金や販売方法は2026年に発表される見込みです
LEDビジョンの導入
外野フェンスにはLEDビジョンが新たに設置され、演出や広告に活用されますそのサイズは高さ1250mm、長さ約186mとなっており、東京ドームのビジョンに近い大きさです
このビジョンはファウルポールからファウルポールまでがシームレスに接続されているため、視覚的な一体感を生み出します
また、打球の破損を防ぐために、アクリル板が前面に取り付けられています
中日ドラゴンズが発表した新たな外野フェンスのLEDビジョンと観客席の計画は、ファンの体験を向上させるための良い試みと言えます。特に、座席配置の工夫やLEDビジョンの導入は試合の臨場感を高め、観客を楽しませる要素が増えることでしょう。今後の詳細が待たれます。
キーワード解説
- LEDビジョンとは?: スタジアムなどに設置される高精細な大型画面で、映像や情報を表示する装置のことです。
- ホームランウイングとは?: 新設される観客席スペースで、ホームランが飛び込む可能性のある場所を意識した座席配置のことを指します。
- シーズンシートとは?: 一年を通して同じ席を確保するための年間指定席のことを指し、通常は優先される席が用意されます。

