島内颯太郎投手、通算115ホールドで球団最多タイ記録達成

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広島・島内颯太郎投手(28)は、8月26日からの巨人との3連戦で、通算115ホールドの球団最多記録に並んだ

その前回の試合では、今村猛が保持していた115ホールドに並び、記録更新が期待されている

今季、島内投手は50試合に救援として登板し、26ホールドを記録し、フル回転でブルペンを支えている

「8回の男」としての役割

島内投手は、特に「8回の男」としての存在感が光る

ここ3年間で50試合以上に登板し、チームにとって欠かせないピースとなっている

彼は、「一勝の重みが増す中で、逆転や追いつかれた際のチームへの影響を重く感じている」とコメント

セットアッパーの役割を強く意識し、チームの流れを止めないよう努めている

安定したパフォーマンス

最近2試合で失点が続いたものの、54試合に登板している今季は、3勝1敗、26ホールド、1セーブを維持し、被打率は昨季の・218から・164に改善された

この数値の改善には、特に右打者に対する抑え込みが効いていることが背景にある

投球改革の効果

島内投手の躍進の裏には、彼自身の投球スタイルの改革があった

キャンプから取り組んできた新しい直球の握りにより、球速は常時150キロ台中盤に達するようになった

この新しい握り方では、球がシュート回転しづらくなり、打者にとって恐怖の球となっている

精神面の成長
島内投手は、「毎試合のミスも許されない気持ちで投げている」と語る

リリーフとしての役割は、日によって気持ちに波があるものの、自己管理で集中力を維持する意識が高まり、心技体の充実感を得ている

レギュラーシーズン残り30試合で、その力を発揮していく意欲を見せている

島内颯太郎投手の躍進は、技術的な向上にとどまらず、精神面での意識改革も影響していることがわかります。彼の新しい直球の握りや安定した投球成績は、チームにとって非常に頼もしい存在であり、今後の活躍にさらに期待が高まります。
キーワード解説

  • ホールドとは?:ホールドはリリーフ投手が試合の終了までにチームのリードを守るための条件を満たした時に与えられる記録で、これによりピッチャーの貢献度を示します。
  • セットアッパーとは?:セットアッパーは試合の後半、特に8回に登板し、クローザーが登板する前に試合の流れをつかむ役割を担うリリーフ投手のことを指します。

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