田中将大、日米通算200勝に王手!意義深い先発登板を前に緊張感漂う練習

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 巨人の田中将大投手(36)が、日米通算200勝まであと1勝という大きな節目に迫っています

田中投手は、8月28日の広島戦に先発する予定で、25日に川崎市のジャイアンツ球場で投球練習を行いました

 日米通算200勝とは、メジャーリーグと日本のプロ野球で積み重ねた勝ち数を合計して200勝に達することを指します

田中投手は、メジャーリーグではヤンキースに所属していた2014年に大きな注目を浴び、以来、黒田博樹氏(50)も日米通算200勝を達成したマツダスタジアムでの同じ舞台に立つことが期待されています

準備万端な田中投手

 練習中、田中投手は直球やカーブ、スプリット、スライダーなどを計33球投げ込み、久保巡回投手コーチとのコミュニケーションを大切にしながら、試合に向けた心構えを強調しました

王手にかけた心境

 「200勝というのはずっと意識してきた部分もある

迎える準備というのは、変かもしれないけれどさほど特別ではない」と田中投手は語りました

昨季は楽天で0勝に終わり、今年から巨人に移籍した際にも苦しい時代が続きましたが、最近の3試合で1勝0敗、防御率1・15と好調を維持しています

過去のデータと現状

 広島戦での田中投手は、通算4試合で1勝0敗の防御率2・25という成績を残しており、相手チームに対しても自信を持って臨む姿勢が見受けられます

「自分のやるべきことを続けるだけ」と決意を新たにしています

黒田氏との縁
 田中投手は、14年にヤンキースでともに戦った黒田氏の存在に感謝し、「疑問点があれば何でも黒田さんに聞けた

そのサポートが大きかった」と語り、メジャーリーグでの経験を振り返りました

 今度の試合では、通算429回目の登板を予定しており、チームの勝利が最も重要であることを常に念頭に置く田中投手の姿勢からは、静かなる闘志が感じられます

(村井 樹)田中将大投手が日米通算200勝まであと1勝という重要な局面を迎え、練習への意欲や準備の姿勢が強調されています。彼のこれまでの努力や成長の道のりは、多くのファンに感動を与えるでしょう。
キーワード解説

  • 日米通算200勝とは?メジャーリーグと日本のプロ野球での勝ち数を合計して200勝に達することを指します。
  • ブルペンとは?投手が試合前に投球練習を行うための専用施設のことを指します。
  • 防御率とは?投手が試合中に許した得点数を元に計算された、投手の成績を示す指標です。

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