ソフトバンク、痛恨の日本ハム戦3連敗で首位陥落の危機
23日の日本ハム戦で7回、追加点を奪われ、宙を見つめる小久保監督(左)プロ野球リーグでの連覇を目指すソフトバンクホークスは、22日から開始された2位日本ハムファイターズとの3連戦で痛恨の3連敗を喫し、ゲーム差が0.5まで縮まる事態となりましたレギュラーシーズンは残り約1カ月、ソフトバンクは残り30試合を戦うことになります
この3連戦に関する解説を行ったのは、阪神やダイエーなどで活躍した西日本スポーツ評論家の池田親興さんです
彼は、こうした結果について「三つやって、三つやられただけのことなんでね」と前向きに捉える重要性を指摘しました
今回の日本ハムとの直接対決で、首位の座に再び陰りが生じることになり、特に3戦目のサヨナラ負けは痛手です
ただし、「0・5差しかない」ではなく「0・5差でも首位に立っている」と前向きな考え方を持つことが重要だとも述べています
一方で、ソフトバンクの打線が冴えない状態にあったことも気がかりです
初戦と2戦目ではそれぞれ3得点だったものの、3戦目では先発のモイネロが踏ん張ったものの無得点に終わり、打線の援護が全くありませんでした
特に、得点圏に走者を置いても3番近藤が3度も故意四球を受けるなど、打線の機能不全が指摘されました
残る試合数はソフトバンクが30試合、日本ハムが29試合です
この3連敗により日本ハムに力を与えてしまったことが、今後の戦いに大きな影響を及ぼすことは間違いありません
8月最後の週からは、両チームの戦いはさらに手に汗握る展開になることが予想されます
9月には3試合の対戦が予定されており、それぞれ9日、18日、30日に行われますが、通常の3連戦とは異なり、ばらばらに組まれているため、その戦略にも難しさが生じると考えられます
さらに、ソフトバンクは残りの試合の中で3位オリックスとの対戦が11試合、4位楽天との対戦が8試合予定されています
特に、楽天に対してはこれまで8勝9敗と唯一負け越しており、対戦防御率も1点台に抑えられるなど、苦手意識が強く残っています
このような状況からも、ソフトバンクは日本ハム戦だけでなく、楽天戦に向けた対策が重要になるでしょう
ソフトバンクが日本ハム戦での3連敗により、まさかのゲーム差が0.5に縮まったことは驚きです。打線が冴えない状況の中、今後の試合でどのように立て直していくのかが注目です。また、楽天との対戦もあるため、他チームとの戦力差がどのように影響してくるのか非常に興味深いです。
キーワード解説
- 優勝マジックとは?優勝マジックは、野球においてチームがリーグ優勝に必要な勝利数と、他チームが敗北する数を表す数字のことを指します。
- サヨナラ負けとは?サヨナラ負けは、試合の最後のイニングで相手チームに得点され、逆転された結果、その試合に負けることを意味します。
- 故意四球とは?故意四球は、投手がバッターの打撃を避けるために故意にボールを投げることで、そのバッターを出塁させることを目的としたプレーです。

