阪神・近本光司外野手に巨人が強烈アプローチ、FA権行使の可能性はいかに
阪神タイガースの近本光司外野手(30)が、8月19日に国内フリーエージェント権(FA)の資格取得条件に達し、注目が集まっている近本は虎のヒットメーカーとも称され、彼の獲得に向けて巨人が巨額の資金を投じるプランを進行中と報じられている
近本は京セラドーム大阪で行われた中日戦前の取材において、「まだシーズン中なので考えることはない」とFA権行使について慎重な姿勢を見せたが、彼の存在は阪神にとって非常に大きい
近本は社会人チームの大阪ガスを経てプロ入りし、入団時から家庭を持っていたため、寮には入らず自宅から通勤するといった状況にある
しかし、1年目から安定した成績を残しており、昨シーズンのリーグ優勝、日本一にも大いに貢献しているとのことだ
阪神は彼のFA資格獲得を見越して、昨シーズンオフに複数年契約を提示したが、近本は推定年俸3億7000万円の単年契約でサインした
このため、彼のFA移籍が現実のものとなるかは依然として不透明だが、阪神の球団スタッフは「まったくもって安泰ではない」と警戒を強めている
巨人は、現在セ・リーグのAクラスに位置するものの、リーグ優勝の見込みは薄く、来オフの補強が必須だと判断している
特に野手の強化が急務であり、「打てる野手の獲得」を監督の阿部慎之助が強く求めているという
岡本和真(29)がメジャー挑戦の可能性が高まっており、この流出に備えて打線の強化を図るため、近本という選手が非常に魅力的なターゲットとなる
さらに、巨人は近本を獲得することで、ただ単に自チームの戦力を強化するだけでなく、ライバルである阪神の戦力を削ぐ効果も期待できる
水面下ではすでに獲得調査が続いており、移籍に踏み切る際の障害として家族に関する問題が挙げられる
巨人は過去に選手の家族への配慮を行った事例があるため、資金面でも総額30億円規模の契約を観測中だ
近本が移籍する場合、阪神ファンからの反発や誹謗中傷も懸念されており、球界のスター選手を守るための措置が求められる
今後の動きは、巨人の思惑通りに進むのか注目される
阪神の近本光司選手がFA権を獲得したことは、彼の今後のキャリアに大きな影響を与えるだろう。特に巨人が彼にアプローチをかけていることから、チーム間の競争が激化していることが伺える。ファンの反応や選手の家族の事情も含め、今後の動向が非常に興味深い。
キーワード解説
- フリーエージェント権(FA)とは?:選手が契約期間の終わりに他の球団と自由に契約できる権利のことを指します。
- 推定年俸とは?:選手の年棒の金額を憶測や報道などに基づいて算出したもの。公式な金額でないため、正確ではないことがあります。
- Aクラスとは?:プロ野球の順位を決定するシステムの一つで、上位チームを指します。
- 岡本和真選手とは?:巨人に所属する一塁手で、チームの主力選手として知られています。

