この結果、阪神は連勝を3に伸ばし(引き分けを挟む)、両リーグ最速で今季の勝利数が70に達した
また、この試合の結果、巨人が敗れたことで、阪神の優勝マジックも「14」となった
苦しい試合展開を逆転で乗り切る
首位を走る阪神がこの試合で直面したのは、先発のDeNA・ケイという強敵ケイは登板前の時点で今季2勝0敗、防御率0・82という成績を残しており、阪神にとって非常に手強い相手であった
初回から阪神の攻撃は振るわず、チャンスらしいチャンスを作れなかったが、三回には2死から村上がチーム初安打となる中前打を記録
しかし、その後の佐藤輝、大山の打席では連続三振に倒れ、攻撃の流れを作ることができなかった
九回の逆転劇が勝利を呼び込む
八回を終えてわずか1安打という状況の阪神だったが、九回に入り、守護神・入江に対して意地の反撃を見せた佐藤輝が犠飛で1点を返し、なおも2死一塁の場面で、大山が逆転となる値千金の8号ホームランを放った
このホームランはチームにとって勝利を呼び込む一打となり、観客の歓声を浴びた
先発投手の成績と試合の流れ
先発の村上投手は、二回と四回に筒香選手に2打席連続で本塁打を浴び、1試合で同一打者に2本塁打を許したのは初めての経験となったこの日の試合では、村上が1試合で2本塁打を浴びるのは、今季で2度目
九回には石井大智投手がマウンドに上がり、1死満塁のピンチを迎えたが、遊撃手・小幡選手の好プレーなどもあり、リードを死守した
この試合は阪神にとって重要な勝利となり、連勝を続ける中で優勝マジックも点灯しました。特に九回の逆転劇は、選手たちの強い粘りを象徴する形となり、ファンにとっても見応えのある試合となりました。
キーワード解説
- 逆転勝ちとは?: 逆転勝ちとは、試合中、相手よりも先に得点していたチームが逆に得点されて、後から得点を重ね、その結果、最終的に試合に勝つことを指します。
- 防御率とは?: 防御率とは、投手が与えた失点数をもとに、その投手の抑え込み能力を表わす指標で、数値が低いほど優れた成績を示します。

