阪神・石井、絶体絶命の危機を乗り越え無失点記録を更新
「ＤｅＮＡ２－３阪神」（２６日、横浜スタジアム）での試合の終了瞬間、球場内は歓声と悲鳴が交錯した阪神の投手石井は、冷静な表情でウイニングボールの行方を見つめ続け、ピンチを乗り越えた
「いやー安堵（あんど）です」と彼は試合を締めた後、ホッと一息ついた
九回に差し掛かり、阪神が３点を奪って逆転に成功した
しかし、強いプレッシャーがかかる中、石井の出番が訪れ、ピンチを迎えた
先頭バッターの代打・ビシエドに左前打を許した後、柴田に犠打を決められ、1死二塁という状況に
続いて蝦名に死球を与え、珍しく制球に苦しむ瞬間が訪れた
さらに、続く桑原に左前打を打たれ、1死満塁の大ピンチ
ＤｅＮＡファンのボルテージが上がり、逆転サヨナラ負けの不安が広がった
しかし、石井は安藤投手コーチに「任せたぞ」と声をかけられ、冷静さを取り戻した
絶体絶命の場面で、三森が放ったライナーを小幡がスーパーキャッチすることで、2死の場面に
最後は神里を中飛に抑え、ゲームセットを迎えた
石井は試合後、「野手の皆さんのおかげです」と仲間の好守に感謝の意を表した
この試合で石井は今季７セーブ目を挙げ、自身のNPB記録を更新する43試合連続無失点を達成
また、42回連続無失点を記録し、1969年の江夏豊を抜いて、球団単独3位の記録となった
簡単な登板は一度もなかった
前回のヤクルト戦では自身の失策も絡むピンチを迎えたが、無失点に終えた
最近5試合連続で安打を許しながらも、「坂本誠志郎さんが、いいリードをしてくれるので、自分もそこに投げきろうという気持ちが良い結果に繋がっています」と彼は強調した
藤川監督が保持する球団記録の47回2/3無失点にも近づいており、彼の活躍はチームのリーグ優勝にとどまらず、球団史に名を刻む瞬間へとつながっている
今回の記事では、阪神の石井投手がピンチを乗り越え、見事な投球で無失点記録を更新したことが伝えられています。彼の冷静さと仲間のサポートが試合の結果に大きく影響したことが、ファンにとっても非常に嬉しいニュースです。特にリリーバーとしての役割の重要性が際立った試合だったと言えるでしょう。
キーワード解説
- リリーバーとは？：リリーバーは、試合の途中で登板し、主に終盤のピンチを抑える投手のことを指します。先発投手が投げ終えた後に出てきて、試合の結果を左右する重要な役割を担います。
- セーブとは？：セーブは、試合終了時にチームがリードしている状況で登板し、勝利投手に必要な条件を満たした投手に与えられる公式記録のことです。主にリリーバーが記録することが多いです。
- 無失点記録とは？：無失点記録は、投手が試合中に1点も得点を許さなかった回数を記録するもので、投手の実力を示す重要な指標とされています。
