勝敗を分けた自身の“神プレー”に対して「タイミングも良かったと思いますし、目いっぱい伸ばしたら(グラブに)入りました」と語った
ダイビングキャッチで試合を救う
9回1死満塁の場面で、小幡は三森の打球を中堅に向かってダイビングキャッチしたこのプレーは、相手打者のスイングの直後に完璧なスタートを切ったことによって可能になった
詰まった打球が徐々に落ちてくる中、長い手足を駆使してグラブに収めることで、1点を防ぎ、チームを守った
このようなプレーは「ショートバウンド捕球」とよばれ、通常は捕手や外野手が行うが、小幡はこの重要な瞬間においてその技術を駆使した
ピッチャーへの感謝
小幡は「毎回チームのために頑張ってくれていますし、いいピッチングをしてくれているので、頑張って守りたいなと思っていた」とも語った彼のこの言葉は、ピッチャーに対する信頼とチームプレーの精神を表現している
勝利へと導く守備
このプレーにより、阪神は試合に勝利し、連続無失点中だったピッチャーの石井の記録継続にも貢献した攻撃のヒーローは大山であったが、守備の“マン・オブ・ザ・マッチ”は小幡であることには異論がない
チームへの感謝
試合後、小幡は「最後まで何があるか分からないチーム全員で勝てたのかなと思います」と述べ、勝利を全体の成果と認識していた
彼は24日のヤクルト戦からスタメン出場が続いており、8月に入って熊谷の台頭で「遊撃」の座が脅かされているが、横浜の夜で強い印象を残した
小幡選手の守備における“神プレー”は、ただの個人技に終わらずチーム全体の戦況にも大きな影響を与えました。彼の熱意がチーム全体を奮い立たせる良い例として、人々に印象を与えたでしょう。彼の「最後まで何があるか分からない」との言葉にも、チームスポーツの奥深さが凝縮されています。
キーワード解説
- ダイビングキャッチとは? 選手が飛び込んでボールを捕る技術で、特に外野手に求められる能力です。防御の鍵を握るプレーとして、得点を防ぐための重要な瞬間に使われます。
- ショートバウンド捕球とは? 地面でバウンドしたボールを捕る技術で、速い打球や角度の急な打球に対して使われます。これを成功させることで、選手は相手にチャンスを与えずに済むのです。

