西武・渡部聖弥、同点2ランを放ち逆境を乗り越える

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
<西武-日本ハム>◇27日◇ベルーナドーム 西武ライオンズの渡部聖弥選手(22)が、同点の8号となる2ランホームランを放った

プロ入り後初めて9番にスタメンで起用され、試合の3回裏1死二塁の場面で、その打席が訪れた

試合はゲリラ雷雨が降る中、渡部選手は日本ハムの投手・山崎からの低めのチェンジアップを捉えた

チェンジアップとは、ストレートよりも遅い速度で投げられるボールで、打者に対する変化球です

渡部選手は下半身をしっかりと残したままスイングし、打球は高々と上がって左中間の最深部に飛び込んだ

渡部選手は試合後、球団広報を通じて「体の軸を崩さずにしっかりと捉えることができました」とコメントし、成功を喜んだ

春先には打率が4割を超えていたが、その後徐々に下がり、試合前には2割5分を切るまでになっていた

そんな中、彼は仁志敏久野手チーム兼任打撃コーチ(53)の指導を受けながらスイングの修正に取り組んでおり、今回の一打はその成果を示していると言える

西武の渡部選手の活躍は、チームにとって非常に重要です。特に彼がスタメン9番打者として起用され、試合で結果を出したことは、今後の彼にとっても自信につながるでしょう。新たな課題に取り組み、打率を回復する過程での成功は、選手としての成長を示す良い事例です。
キーワード解説

  • ホームランとは?:野球において、打者がバットでボールを打ち、フェンスを越えて全塁を回ることができる打撃を指します。
  • チェンジアップとは?:投手がストレートよりも遅い速度で投げる変化球で、打者にとってはタイミングを外されやすい球種です。
  • 打率とは?:打撃成績を示す指標で、安打数を打席数で割った数字で表されます。打率が高いほど、選手の打撃能力が高いことを示します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。