西武・与座海人、母校沖縄尚学とともに日本ハム戦に勝利

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西武・与座海人投手、母校の栄光とともに日本ハムに勝利

◇パ・リーグ 西武3―2日本ハム(2025年8月27日 ベルーナD)西武ライオンズの与座海人投手(29)が、8月27日に行われた日本ハム戦で先発し、5回1/3を4安打2失点という素晴らしい成績でチームの勝利に大きく貢献した

この試合で与座は今シーズン5勝目を挙げ、母校である沖縄尚学高校が今夏の甲子園で初優勝を飾ったことが、勝利の励みとなった

与座投手は、かつて母校が甲子園決勝で対戦した日大三出身の山崎福也投手(32)との投げ合いを制し、現時点での4位にいる楽天とのゲーム差を1.5に縮める重要な一勝を手に入れた

試合後、与座は「後輩たちのおかげで、さらなる視点で試合を観る機会が増えた

彼らの活躍が、私にとって大きな楽しみとなっている」と喜びを語った

与座は、高校時代に監督の比嘉公也氏にサイドスローへ転向するよう助言を受け、その後、岐阜経済大学で下手投げに転向し突然頭角を現した

投球スタイルには、「浮き球」やモーションに緩急をつける「クイック」というテクニックが取り入れられており、これが彼の投球にかなりの効果をもたらしている

試合中に与座は、甲子園決勝をテレビ観戦しながら大喜びし、同僚たちから祝福されるほどの歓喜を表現

その後、比嘉監督にはお祝いの花を贈った

また、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉をテーマに置き、謙虚さを大切にしていることを明かした

今シーズンが進む中、与座は30歳を迎えるが、「歳を実感することはなく、むしろ経験を重ねたことで、投げることが楽になった」と、自身の成長を感じていると話した

彼の名前の由来である「海」についても語り、家族の思いを感じさせた

与座の沖縄尚学時代の甲子園成績

大会 背番号 試合結果 登板回数 失点
2013年 選抜 18 1回戦 敗退 1.2 4
2013年 11 ベンチ入り(登板なし)

山崎の日大三時代の甲子園成績

大会 出場者 打撃成績
2009年 5番・一塁 7打数1安打
2010年 選抜 エース 5試合・打率.565
今回の試合は、西武にとって非常に重要な勝利となりました。与座投手は、自身の投球スタイルを巧みに活かし、母校の栄光を背負って勝利を収めたことは、彼自身の成長も示しています。また、他の選手との交流がプラスの影響をもたらしていることも感じられ、チーム全体の士気が向上する要素となっていることでしょう。
キーワード解説

  • サブマリンとは?サブマリンは、投手がサイドスローやアンダースローで投球するスタイルのことです。このスタイルは、ボールの軌道が独特で打者にとって打ちにくくなる特徴があります。
  • 甲子園とは?甲子園は日本の高校野球の全国大会で、高校生たちが最高の栄冠を目指して戦う大きな舞台です。ここでの成功は選手にとってキャリアの大きなステップとなります。
  • モーションとは?モーションは、投手がボールを投げる際にとる動作のことを指します。モーションに変化をつけることで投球のリズムやタイミングを相手とずらしやすくなります。

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