ソフトバンク・正木智也選手、復帰に向けた外野ノックを実施
福岡県筑後市のファーム施設で、左肩手術からの復帰を目指す福岡ソフトバンクホークスの正木智也外野手(25)が、28日に術後初の外野ノックを受けたこの日の練習では主に左翼守備に徹し、「今日は正面付近だけ
キャッチボールも怖さはない
順調に来ていると思う」と自信を見せた
正木は、4月18日の西武戦にて空振りした際に左肩を痛め、同30日に佐賀市内の病院で左肩関節亜脱臼に伴う左肩関節バンカート修復術を受けた
バンカート修復術とは、肩関節の安定性を高めるために実施される手術で、選手にとっては重要なプレーを再開するためのステップである
復帰までの見込みは5〜6カ月とされ、今季の開幕から5番としてスタメン出場していた正木は、17試合で打率2割5分9厘、2本塁打、8打点を記録していたが、現在はリハビリに専念することとなった
チームメイトの柳町達選手(28)や野村勇選手(28)の活躍についても言及し、「刺激になった
本来であれば、今年自分がああいう活躍をしたかった
すごく悔しいけどすごいなと思う
僕も追いついて追い越せるように、もっと努力しないといけない」と悔しさと共に意欲を見せた
復帰時期に関しては「9月中旬くらいを目指してやっているけど、まだ分からない」と慎重な姿勢を見せつつも、「2軍で打ってからでないと、相当打たないと(1軍に)上げてもらえることはないと思うので、まずはそこに照準を合わせてやっている」と1軍昇格への強い意欲を表明した
正木選手の順調な回復とチームへの意欲的な姿勢は、ファンや同僚にとっても励みになるでしょう。多くの選手が怪我からの復帰に取り組む中で、彼の努力が実を結ぶことを期待したいです。
キーワード解説
- バンカート修復術とは? 体の肩の部分である肩関節の安定性を高めるための手術のことを指し、特に選手が競技を続けるために重要な手術です。
- 外野ノックとは? 野球において外野手が練習で受ける球のことを言い、守備技術を向上するための重要な練習の一環です。

