試合は、今季初先発となった仲地が3回に危険球により退場するという波乱の展開となりました
危険球とは、バッターへの危険な投球によって投手が退場となるもので、試合の流れを大きく変える要因になり得ます
しかし、ここでドラフト2位の吉田が緊急登板
3回2死満塁の場面で8番・西川を中飛に打ち取り、見事にピンチを切り抜けました
吉田はその後も続投し、4回と5回を三者凡退に抑える安定した投球を披露しました
ところが、6回裏にはオスナに10号ソロを打たれ、プロ初勝利の権利は逃しましたが、最後まで粘りを見せました
7回には斎藤が1点を失いましたが、続く8回にはメヒアが無失点で抑え、9回には守護神・松山がこの試合で両リーグトップとなる今季36セーブ目を挙げました
打線の方では、初回にボスラーが適時打を放ち、早々に2点を奪って逆転に成功
その後、7回に2点を追加されて2―3とリードを奪われる厳しい状況に追い込まれましたが、2死満塁で上林が荘司の144キロ高め直球を右前に運ぶ2点適時打を放ち、試合を逆転しました
上林は「最近、いい場面で打てていなかったので気合を入れていきました
逆転できてよかったです」と、喜びの声を上げています
今回の試合は波乱に満ちた展開であり、特に仲地投手の退場は予期せぬ事態でした。それにもかかわらず、若手選手が踏ん張ったことで中日は勝利をつかむことができました。これからの試合で、他の選手もこの若手に続く活躍を期待したいです。
キーワード解説
- 危険球とは?
- ドラフト
- セーブ
- 適時打とは?

