火の国サラマンダーズ、小斉祐輔監督の就任を発表

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プロ野球独立リーグの火の国サラマンダーズは、ソフトバンクと楽天でプレーした経験を持つ小斉祐輔監督(41)が就任したと発表した

小斉監督は現役時代に「松中2世」とも称される大砲候補として期待され、引退後は福岡市内で牛タン料理店を営んでいたが、監督業と並行して二刀流の挑戦をすることになった

小斉監督の就任理由

小斉監督は、ソフトバンク時代の先輩で火の国のGMを務める馬原孝浩氏からの誘いを受け、監督職を引き受けることになった

彼は「優しい先輩」として馬原氏をリスペクトしており、昨年の再会時にオファーを受けたという

牛タン料理店はコロナ禍を乗り越え、今年で5年目に突入し、「ちょっと余裕が出てきた」と述べ、タイミングが良かったと振り返った

小斉監督の経歴

小斉監督は育成ドラフトの元年である2005年にソフトバンクから育成1位指名を受けた

彼は翌年の2006年に西山道隆選手とともに、球界で初めて育成契約から支配下登録を勝ち取ることに成功した

育成出身選手として初の安打と本塁打を記録し、「育成のホークス」の先駆者となった

その後、通算165試合で打率・209、7本塁打、32打点を記録し、2015年に楽天から戦力外通告を受けた

牛タン店の経営との両立

引退後は牛タン料理店での修業を経て、2020年に福岡で「博多 牛や たん平」をオープンした

店舗は九州の最大の歓楽街・中洲に位置し、監督業を続けながらも自ら仕込みを行う日々を送っている

「マシン相手にバッティングしているような感覚です」と語る小斉監督は、両立に対する強い意欲を示した

火の国サラマンダーズの強み
火の国サラマンダーズは、設立以来3年連続で九州アジアリーグ優勝を成し遂げ、2度の独立リーグ日本一に輝いている強豪チームである

ソフトバンクの3、4軍との公式戦も予定されており、小斉監督は「楽しみです

選手たちにはアピールの機会を提供したい」と未来に期待を寄せている

最後に、小斉監督は「NPBへの選手輩出が目標ですが、選手としても人として成長できるように指導をしていきたい」と抱負を述べた

小斉監督の監督業と牛タン料理店の経営を両立させる挑戦は、非常にユニークであり、成功が期待されます。火の国サラマンダーズとしても、彼の経験が生かされることに注目が集まります。
キーワード解説

  • 牛タンとは?:牛タンは牛の舌を指し、主に焼肉や煮込み料理として食べられる人気の食材です。

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