阪神の新人投手・伊原、初先発で2本塁打を浴びるも前向きな姿勢を見せる

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◇セ・リーグ 阪神4―5DeNA(2025年8月28日 横浜)神奈川県横浜市で行われた阪神対DeNA戦において、阪神の新人投手・伊原がプロ初の先発マウンドに立ちましたが、試合は4対5でDeNAに敗れ、伊原にとっては厳しい結果となりました

伊原はこの試合で2本の本塁打を浴び、試合前の成績としては今季616打者に対する被打率が右打者で0.250、左打者で0.203という安定感を誇りましたが、この日は全て右打者にヒットを許した形となりました

試合の初回、伊原は2回の先頭打者に二塁打を許し、続く松尾選手には左翼スタンドに2ラン本塁打を打たれました

さらに同点となった4回には、オースティン選手に高めの直球を捉えられ、右中間スタンドに勝ち越しソロを献上しました

これにより、伊原は5回を投げ終えた後、6安打3失点とし、プロ初の1試合2被弾を記録

この成績は阪神球団の新人左腕として、1991年の湯舟敏郎以来の記録となり、苦しい結果となりました

試合後、伊原は「せっかく味方が先制してくれたのに、勝ち越したままバトンを渡せない

5回や6回を投げきれないことが力不足だと思う」と自己評価しつつも反省をしっかりとする姿勢を見せました

藤川監督は「1年目ですから、まずは怪我なくシーズンを乗り切ることが大切」と鼓舞の言葉をかけました

伊原も「反省すべきところは反省し、とにかく一生懸命やるだけ」と前向きな意欲を示しました

今回の試合で、伊原選手は初の先発投手としてのプレッシャーを感じながらの登板となりました。2本の本塁打を浴びたことで厳しい評価を受けるかもしれませんが、次第に経験を積むことで成長する可能性も感じさせました。選手と監督の前向きな姿勢が今後どのようにプラスに働くのか、注目していきたいと思います。
キーワード解説

  • プロ初先発とは?プロのアスリートが自身のキャリア初めて先発投手として試合に出ることを指します。
  • 被打率とは?投手が対戦相手にヒットを打たれる確率を示す指標で、低い値が良い投手を示します。
  • 本塁打とは?野球において、バッターがボールを打ち、フィールドを回って得点することを指します。外野のフェンスを越えると得点となります。

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