試合は前田投手にとって非常に厳しい結果となり、3回を投げて3本塁打を含む11安打を許し、10失点（自責9）という目標を大きく下回る成績に終わりました
試合の幕開けとなる初回、前田は1死二塁の場面で3番ヤング選手に中前打を許し、先制点を奪われてしまいます
続く元オリックスの4番メネセス選手には、2ランホームランを打たれ、その後は捕手の打撃妨害による出塁や、7番リッター選手による再度の2ランで、この回だけで計5点を失うこととなりました
2回に入ると、前田は再び苦境に立たされます
1死二塁の場面で2番ウィリアムズ選手にこの日3被弾目となる2ランを浴び、さらに三塁打と二塁打を連続で投げたことで、失点を重ねました
3回には先頭打者から連続ヒットを許し、再び失点を重ね、1死一塁で1番アクーニャ選手に適時二塁打を浴びてしまいました
このような不運が重なり、結局10失点を喫する結果となりました
試合前の時点で前田投手の3Aでの防御率は5.40でしたが、この試合により新たに防御率は6.25に悪化してしまいました
前田投手は今季、タイガースでリリーフとして開幕を迎えたものの、7試合で防御率7.88と苦しいスタートを切り、5月には自由契約となりました
その後、カブスとマイナー契約を結び12試合に登板しましたが、再度自由契約となった後、ヤンキースとマイナー契約を交わしました
ヤンキース移籍後は3試合で1勝1敗、防御率3.38と安定した成績を残していましたが、今回の試合で突如として大炎上をきたしたことが、今後の調整にどのように影響するか注目されています
前田健太投手のパフォーマンスは、メジャーリーグでの長いキャリアの中でも波があることが見受けられます。特に今シーズンの成績は不安定であり、今回は大きな失点を喫してしまったことが一因と言えるでしょう。競争が激しいプロ野球において、どのように自分を立て直していくのかがポイントとなるでしょう。
キーワード解説
- 前田健太とは？
- 防御率とは？
- リリーフとは？
- マイナー契約とは？
