昨年の大会で優勝した三菱重工East(横浜市)が登場し、36回目の出場となるNTT西日本(大阪市)との対戦が実現した
三菱重工Eastでは、前回大会で橋戸賞を受賞した左腕投手・本間大暉(30歳)が先発
彼は防御率や奪三振率の向上が期待されるピッチャーであり、チームの大黒柱としての役割が期待されている
一方、NTT西日本は36歳の右腕・濱崎浩大が先発
本試合は経験豊富な二人の投手が先発のマウンドに立ち、緊迫感のある戦いが繰り広げられた
試合が進む中、両投手ともに持ち味を発揮し、引き締まった投手戦が展開された
本間は5回を無失点に抑えた後、2番手の長島彰と交代し、濱崎も6回まで相手打線を封じ込めていた
試合は0-0のまま進行していたが、9回表に突如として均衡が破られる
NTT西日本は6番・中村篤人がライト前安打で出塁し、続けて7番・北條史也がレフトへ2ラン本塁打を放ち、試合を優位に進めた
特に北條は阪神タイガースでの長いキャリアを持ち、三菱重工Westからの補強としての活躍が目立った
しかし、三菱重工Eastも反撃
9回裏、一死から6番・中山遥斗がレフト前安打で出塁し、さらに代打の印出太一も続いた
8番・対馬和樹がタイムリー安打を放ち、勝負どころの1・2塁のチャンスが訪れる
しかし、9番・川久保瞭太が三塁へのゴロで併殺に倒れ、試合はNTT西日本の勝利で幕を閉じた
最終的に試合結果は、NTT西日本 2-1 三菱重工Eastとなり、前回大会王者を撃破した
| 試合結果 | NTT西日本|0 0 0 0 0 0 0 0 2|2 | 三菱重工East|0 0 0 0 0 0 0 0 1|1 |
|---|---|---|
| 投手 | NTT西日本:濱崎浩大、渡邉友哉、大江克哉 | 三菱重工East:本間大暉、長島彰、野中太陽 |
| 本塁打 | 三菱重工East:北條史也(2ラン) |
キーワード解説
- 都市対抗野球大会とは?:全国各地の企業チームが競い合う野球大会であり、社会人野球の頂点を決める大会とされています。
- 橋戸賞とは?:社会人野球の年間最優秀選手を表彰する賞で、選手の活躍を称えるものです。
- 投手戦とは?:両チームの投手が拮抗し、得点が少ない試合展開のことを指します。

