阪神・岡田顧問が解説で坂本のリードを絶賛
2025年8月29日、甲子園で開催されたセ・リーグの阪神対巨人戦において、阪神の前監督であり現在はオーナー付顧問の岡田彰布氏が、よみうりテレビの中継でゲスト解説を務めたこの試合で岡田顧問が特に注目したのは、坂本選手の投手リードである
試合は阪神が優勝へのマジックナンバーを11として臨む中、4回に1点を先制された阪神
2死一、二塁の局面で打席に立ったリチャード選手は、第1打席で阪神バッテリーにチェンジアップで空振り三振を喫していた
この状況に対し、岡田顧問は「ここでは真っすぐは来ないだろう」と、坂本選手が変化球で勝負するのではないかと予測した
それに反して坂本選手は内角の直球を選択し、見逃し三振に封じることに成功
この見事なリードに岡田顧問は、「今年は坂本選手がこれをできるようになった
大したもんや」と賞賛し、その安定感を認めた
岡田顧問の解説からも伺えるように、坂本選手のベースボールセンスがプロの世界で如何に重要であるかが示された
彼のリードの正確さと相手バッターの心理を読む力は、チームにとって大きな武器となっているのだ
今回の記事では、岡田顧問が坂本選手のリードを称賛したことが焦点となりました。坂本選手の選球眼や球種の読みが、戦局に大きく影響することを示したエピソードは、若い選手たちにとっても良い手本となるでしょう。プロ野球の試合では、その瞬間の判断が勝敗を分けることが多く、坂本選手のような冷静な判断がチームの勝利に繋がるのです。
キーワード解説
- リードとは?:リードは、野球において捕手が投手に対してどういう球を投げるべきかを決める役割を果たすことを指します。優れたリードが試合の流れや結果を大きく左右することがあります。
- チェンジアップとは?:チェンジアップは、投手が投げるボールの種類の一つで、速球よりもスピードが遅い球種です。バッターが速球だと思って振りに来たところをかわす戦略として用いられます。
- 内角直球とは?:内角直球は、ストライクゾーンの内側に投げられた速球を指します。バッターにとっては打ちづらい球種であり、こうした攻め方は特に効果的です。

