中日ドラゴンズ、激闘の打撃戦を制してDenaに勝利

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◇29日 DeNA 8―9 中日(横浜)中日ドラゴンズはDeNA戦(横浜)で、両チームがそれぞれ3本の本塁打を放つ壮絶な打撃戦を繰り広げ、9―8で勝利を収めた

3番の上林誠知外野手(30)、4番の細川成也外野手(27)、5番のジェイソン・ボスラー外野手(31)がそれぞれ2本塁打を含む合計8安打4打点と勝負強さを見せ、Aクラス入りをかけた相手との重要な3連戦にて先勝し、3位との差を1.5ゲームに縮めた

今季12年間閉ざされたクライマックスシリーズ(CS)への扉を開くために絶対に勝ちたいDeNAとの3連戦

初戦は試合終了まで緊迫した乱打戦となり、中日は今季最多の9得点を叩き出した

勝利へ導いたのはドラゴンズのクリーンアップトリオである

まずは3番の上林が活躍

序盤に3点を追う劣勢の中、4回の先頭打者として打席に入り、DeNAの先発投手ジャクソンが投じた低めのチェンジアップを捉えて右翼ポールを直撃する15号ソロ本塁打を放った

これは、シーズン15本塁打&15盗塁の達成を意味し、1975年の高木守道とローン以来、50年ぶりの記録となった

続いて、4番の細川も意気を取り戻した

同点の7回、1死二塁の場面で、2安打を記録している彼が宮城の投じたフォークをフルスイングし、左翼フェンスを直撃する適時二塁打を放った

これにより試合は中日が逆転

その後も9回には右前打を放ち、自身3度目となる1試合4安打を記録した

最後に、5番のボスラーが試合を決定づける一撃を見せた

中日が追い込まれる場面の9回、無死一塁で伊勢が初球のフォークを投じた瞬間、ボスラーはこれを振り抜き、右中間席へ着弾する11号2ランを放った

その瞬間、彼はガッツポーズを決め、「打てる球だけを待っていた

みんながつないでくれたから」と笑顔を見せた

中軸3人は合計で8安打4打点を挙げ、チームは7得点を叩き出した

松中打撃統括コーチは、「中軸が機能すれば、勝つ」と喜びを語り、さらに上林の一発がこの試合でどれだけ大きな意味を持っていたかを強調した

この試合は両チームにとって非常に重要な意味を持ちました。特に中日としては、12年間のCS出場からの復帰を目指す中で、こうした勝利が自信に繋がることでしょう。また、クリーンアップの選手たちがそれぞれ素晴らしい活躍を見せ、今後の試合への期待が高まります。
キーワード解説

  • 本塁打とは?打者が打った打球がフェンスを超え、塁を一周することを指します。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?プロ野球のポストシーズンに開催されるプレーオフで、優勝チームを決定するための試合です。
  • 盗塁とは?野手が投手の投球の際に、次の塁に進むためのプレーを指します。

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