多摩川ボーイズ、長野大会で初優勝を飾る

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◆マツダボール杯第12回日本少年野球長野大会▽決勝 多摩川ボーイズ(東京西)12―7横浜泉中央ボーイズ(神奈川)(8月23日・松本歯科大野球場) 今年の長野大会は、2年生以下の新チームが集結し、全体で24チームが参加した各地の支部交流の場となった

特に注目されたのは、1年生主体の多摩川ボーイズが巨人U15ジュニアユースとして初優勝を果たした点である

試合の流れ

多摩川ボーイズは、昨年の同大会での8強の成績を上回ることを目指して挑んだ

初回から無死満塁のチャンスを迎えると、暴投により先取点を奪った

その後、酒井選手と谷口選手が連続でタイムリーを放ち、早速4点を先制した

4回には、無死満塁からの連続押し出し四球で相手に1点差まで迫られる場面もあったが、貝森選手がマウンドに上がり、冷静な投球で2回2/3を無失点に抑えた

「攻めの投球を心がけた」と貝森選手は語った

終盤の逆転劇

試合は終盤に差し掛かり、多摩川ボーイズの打線が再び力を発揮した

6回には勝ち越し点を入れ、続いて7回には酒井選手が適時二塁打を放つと、代打の福田選手が左翼フェンスを越える3ランを打ち、試合を決定づけた

「ボールの軌道にバットを入れる練習をした成果が出た」と、福田選手は喜びを表現した

指揮官の思い

試合を指揮した菊地啓太コーチ(44)は、「勝つ味を味わってほしかった」と語り、選手たちの成長と試合結果に満足感を示した

表彰選手
最優秀選手賞 酒井 柊哉(多摩川)
優秀選手賞 歯朶尾智葵(横浜泉中央)
今回の大会で多摩川ボーイズが初優勝を達成したことは、選手たちにとって大きな自信につながることでしょう。勝利のためのチームの団結力や個々の技術が見事に発揮された試合でした。今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • タイムリーとは?:攻撃の一形態で、打者がヒットを打ち、走者がホームを狙う機会を付与すること。
  • 無死満塁とは?:打者が1人もアウトになっていない状態で、3人の走者が全て塁上にいる状況を指す。
  • 押し出し四球とは?:投手が制球を乱し、ボールを投げ続けることで走者が一つの塁を進めること。

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