巨人・井上投手、阪神戦途中降板 不安定な投球に課題残る

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巨人・井上投手、6年目の夏に苦い経験 先発も阪神戦で降板

8月30日、甲子園にて行われたプロ野球セ・リーグの巨人対阪神戦において、巨人の左腕・井上温大投手(24)は今季19度目の先発登板を果たした

阪神の左腕・高橋遥人投手(29)との注目の対決は、両者ともに左腕のエースとしての責任が求められる中、井上は不安定な投球を見せ、5回途中での降板を余儀なくされた

井上投手は、これまでの6シーズンで見せた成長が期待されたが、この試合では4安打3失点、3四球を与える結果となった

特に、四球から失点につながるケースが多く、ゲームの流れを完全に握られることとなった

井上は、3週間以上白星から遠ざかっていたが、前の試合で得た勝利の勢いを生かせず、次戦に向けた課題が明白になった

注目すべきは、先発バッテリーが甲斐拓也捕手(32)から岸田行倫捕手(28)へと変更された点である

甲斐選手は前回の試合において怪我を負ったため、井上投手とのコンビは昨年10月以来のものとなった

岸田選手はプロ8年目で初めて4番に座り、打撃を見せたが、先発投手として安定性が必要だった井上にはあまり助けにならなかった

試合は初回から先制を許し、その後も失点が続く厳しい展開

しかし、岸田選手の適時二塁打で同点に持ち込む場面も見られた

一方で、井上の与えた四球は全て得点につながり、試合を決定づける要因となった

最終的には、5回までに79球を投じ、6三振を奪うも、打者20人に対する総合的な投球が不安定であった

今回の試合からは、若い投手が苦い経験をしながら成長する過程が見えました。井上投手は次回以降もさらなる改善が期待されると同時に、バッテリーの協力も重要です。今後の試合での彼の投球に注目が集まります。
キーワード解説

  • 先発登板とは?プロ野球において、チームの先発投手が試合の最初から出場して投球を行うことを指します。
  • 四球とは?投手が投げたボールがストライクゾーンを外れた場合、打者が歩くことができることで、試合中に与えると有利に進めることができる状況です。
  • 適時打とは?打者が出塁した選手を得点させるためのヒットを指し、チームにとって重要な得点機会を生むことになります。

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