巨人・岸田、4番起用で大活躍 阪神戦で3安打をマーク

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2025年8月30日、甲子園において行われた阪神対巨人の試合で、巨人の岸田行倫捕手が第96代の4番打者として期待に応える素晴らしいパフォーマンスを見せた

岸田は5回に同点となる二塁打を放ち、試合を通じて3安打を記録した

試合後、彼は「次につなぐ気持ちで打った

いいところに飛んでくれた」と笑顔を見せた

試合は初回から動きがあった

0–1で迎えた2回、岸田は先頭打者として打席に立ち、阪神の先発・高橋のスライダーを中前に打ち返した

そのヒットが続くリチャードの同点適時打につながり、試合の流れを変えるきっかけとなった

3回には右前打を放つなど、岸田のバットが試合の要所でチームを助けた

特に5回には、高橋のカットボールを捉え、左翼線に適時二塁打を放つなど、全て内角球をきっちりと攻略し、7月8日の中日戦以来の1試合3安打を記録した

この日、阿部監督は大胆な布陣変更を実施

長年4番を務めてきた岡本を3番に下げ、岸田を4番として起用した

この決断には理由があり、得点圏打率で2割3分1厘の岡本に対し、岸田は3割4分6厘と優れた成績を残していた

加えて、岸田は阪神戦では3割2分、甲子園では3割8厘と相性も良いため、この起用が功を奏した

岸田は今季、自己最多となる6本塁打を挙げ、30打点を記録しており、打撃面でもチームに大きく貢献している

試合後のコメントでは、「守備とバッティングは、しっかり切り替えられている」と語り、28歳としての存在感をさらに増していることを示した

岸田選手の活躍は、チームにとって非常に大きな意味を持つものでした。4番として期待される中での3安打は、彼自身の成長を示しているだけでなく、チーム全体の士気を高める要素となるでしょう。また、監督の大胆な起用も見事に成功しました。これからの試合でも、岸田選手の活躍に注目です。
キーワード解説

  • 4番打者とは? 4番打者は、チームの中で特に重要な役割を担う打順で、通常はパワーヒッターが務め、主に得点が期待される選手が配置されます。
  • 同点打とは? 同点打は、試合中に反撃し、得点を均衡に戻すためのヒットのことを指します。特に重要な場面で打たれることが多いです。
  • 得点圏打率とは? 得点圏打率は、走者が得点圏(2塁または3塁)にいるときの打者の打率です。この数字が高い選手は得点を生む能力が高いとされます。

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