これにより、巨人の借金は2となり、阪神とのゲーム差は今季最大となる15となった
今季の対阪神戦の成績は、巨人の7勝16敗となり、甲子園での対戦は4勝7敗で、残り1試合を残して負け越しが決まった
試合の経過を振り返ると、巨人は2回にリチャード選手の左前適時打で1点を挙げ、1-2の状況で5回には岸田選手が左翼線への適時二塁打を放ち再び同点に追いついた
しかし、同点直後の5回に、先発左腕の井上投手が苦しい場面で降板
先頭打者の近本選手に四球を許し、1死一塁としたところで2番手の右腕・船迫選手に交代したものの、船迫選手は佐藤輝選手に二塁打を浴び、続いて大山選手を申告敬遠したところで熊谷選手に押し出し四球を与え、これが決勝点となった
井上投手は4回1/3を79球投げ、4安打で3失点を喫し、これにより今季8敗目(4勝)を記録した
なお、今試合では阿部監督が、2018年6月以来2647日ぶりに岡本選手を3番に起用し、岸田選手をプロ8年目にして初の4番に配置
その岸田選手は第1打席から3連続安打をマークし、猛打賞を達成
初の4番での猛打賞は、巨人では2012年の村田修一以来のことだ
試合後の井上投手は、「先頭へのフォアボールが全て失点に絡んでしまった
次の登板に向け、しっかり反省します」とコメントを残した
今回の試合は、巨人の若手投手井上選手にとって特に厳しい結果となりました。先頭打者への四球が失点に繋がることは、プロでの厳しさを痛感させられる出来事です。ただ、岸田選手の猛打賞は明るい材料であり、今後のチームへの希望を感じさせます。両選手の今後の成長に期待したいです。
キーワード解説
- 甲子園とは?甲子園は、兵庫県にある日本のプロ野球チーム、阪神タイガースの本拠地の球場で、歴史的な場として知られています。
- 押し出し四球とは?押し出し四球は、満塁の際に投手が打者に対して四球を与え、その結果ランナーがホームインすることを指します。
- 猛打賞とは?猛打賞とは、1試合で3安打以上を記録した選手に贈られる称号です。打撃の力を示す重要な指標となります。

