オリックスの川瀬堅斗投手、ブルペンデーでの力投がチームの勝利を支える

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◇パ・リーグ オリックス7―1西武(2025年8月30日 ベルーナD) オリックス・バファローズの川瀬堅斗投手(23)が、先発としての役割を見事に果たし、チームを勝利に導いた

川瀬選手はこの日、ブルペンデーの先陣を任され、3回を投げて無失点という好投を披露した

ブルペンデーとは、先発投手の代わりに複数のリリーフ投手が先頭に立ち、試合を展開していくスタイルのことで、通常の先発投手が負担を軽減するために行われる

川瀬選手は、毎回走者を背負う厳しい場面が続いたが、要所を締めるピッチングで後続を抑え込み、初回に平沼選手の打球が左かかとに当たるアクシデントにもめげずに試合を進めた

2回には1死一、二塁のピンチで長谷川選手を併殺打に打ち取るなど、危機を乗り越える場面が何度も見られた

最終的には49球を投げ、後続にバトンを渡した

試合後、川瀬選手は「いつか先発できればと思っており、今回の経験は特別でした

先発は楽しいし、憧れです」と言葉を残し、ブルペンデーでの役割を本気で楽しんでいる様子がうかがえた

再昇格後の4試合で8イニング無失点を継続している川瀬選手は、「常にどの状況でも投げる準備をしており、チームのために貢献したい」と意気込みを見せた

岸田監督も川瀬選手の投球を称賛し、「最初からボールが走っていた

彼はマウンド度胸がある投手です」と語り、その成長を高く評価した

川瀬投手の活躍は、ブルペンデーにおける重要性を再認識させるものでした。彼の投球は、ピンチの場面でも冷静さを失わず、チームに安心感をもたらしました。今後彼がどのように成長していくのか、期待が高まります。
キーワード解説

  • ブルペンデーとは?:通常の先発ピッチャーではなく、リリーフピッチャーを使って試合を展開するスタイルのことです。
  • 再昇格とは?:一度チームから外れていた選手が再びチームに復帰することを指します。
  • 無失点とは?:試合において、相手チームに得点を許さないことを意味します。

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