巨人・園田純規投手が無傷の7連勝、ロッテ戦での粘りの投球が光る

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◆イースタン・リーグ ロッテ戦(30日・ロッテ) 巨人は1対8でロッテを下し、無敗の7連勝を達成した

育成2年目の右腕、園田純規投手(20)は、10安打を浴びながらも6回を無失点に抑える粘りの投球を見せ、チームに勝利をもたらした

園田はイースタン・ロッテ戦に先発し、これでチームトップの7勝目を挙げた

今シーズン10登板で防御率は驚異の1.33を記録しており、彼自身も無敗の成果に対して控えめにコメント

「(援護点を)もらってばかりなので

実質2勝くらいです(笑)」と反省を交えつつ喜びを表した

捕手の山瀬選手とのコンビネーションも良好だった

園田は「真っすぐが甘く入ってあまり良くなかった」と振り返り、チェンジアップなど変化球を増やすようにアプローチを変えた

2度の満塁のピンチを迎えたものの、いずれも内野ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた

三振は2つだが、低めを意識したことで凡打を多く奪った

また、園田は「点に絡むから、出すのが嫌いなので」と話し、無四球を意識してリズムを作ることが重要であると強調した

更に彼は、29日に自主トレを共にした先輩の山崎選手が阪神戦で3年連続の2桁勝利を達成したことにも触れ、「もちろん伊織さんは毎試合見てます」と、他の選手の活躍にも刺激を受けている様子を伺わせた

27日にはシーズン中の練習を共にし、ロッカーでの会話から多くを学んだという

今シーズンは3軍での10試合で防御率0.20という素晴らしい成績を残し、6月中旬からは2軍のローテーション入りを果たした

「僕も、10勝します

頑張ります!」という意気込みを持つ園田

負け知らずの投手がこれからも白星を積み重ねていくことが期待される

園田純規投手の連勝記録は、若手選手がチームで活躍する好例といえます。さらなる成長を期待する一方で、自身の成績に対して控えめな姿勢を見せるのも、プロとしての成熟度が伺える要素です。今後の試合でも、その実力をいかんなく発揮してほしいものです。
キーワード解説

  • 無失点とは?:無失点とは、試合やイニングにおいて相手チームから得点を許さないことを指します。
  • 防御率とは?:防御率は投手の成績を示す指標の一つで、投げたイニング数に対する与えた自責点の割合を示します。
  • 満塁とは?:満塁とは、野球において走者が一塁、二塁、三塁のすべてにいる状態を指し、得点のチャンスが高まります。
  • チェンジアップとは?:チェンジアップは、投手がスピードの異なる球を投げることでバッターを欺くための変化球で、打者のタイミングを外す効果があります。

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