中日がDeNAに延長戦で勝利、ブライト健太が決勝打を放つ

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◇30日 DeNA7―9中日(横浜) Aクラスはもう、すぐそこだ

中日は30日のDeNA戦(横浜)に延長11回9―7で勝った

勝負を決めたのは、代打のブライト健太外野手(26)

11回1死満塁で走者一掃の3点適時二塁打を放った

この一撃で中日はDeNAに連勝し、3位DeNAと広島とのゲーム差はわずか0.5差となり、クライマックス・シリーズ(CS)が見えてきた

2夜連続で最終盤まで試合が動く激闘の中、試合を決定づけたのはブライトの一振りだった

試合終了まで圧倒的な声援を受けていたドラゴンズファンに感謝の意を表し、「最高で~す!」と叫んだ

5―5で迎えた延長11回、DeNAの5番手・佐々木からは3四死球を選び、1死満塁のチャンスを迎えた

冷静に球を見極めたブライトは、外角145キロのシュートを見事に捉え、右中間を真っ二つに切り裂く3点適時二塁打を放った

この決勝打により、試合は9―7で終了した

今季、ブライトは51度起用され、打率2割9分5厘、1本塁打、12打点を記録

さらに、7四死球を得るなど、試合の流れを変える役割を果たしている

非常に高い集中力を発揮し、代打の切り札として期待に応え続けている

ブライト流の準備は、試合序盤から始まるが、実際のバットを振るのは直前の10スイング未満

これにより、余計な力みを排除し、一撃にかけるスタイルが確立されている

「試合前練習でしっかりと形を作る」ことが彼の信条であり、フィジカルの強化にも余念がない

今シーズンは、体重が94キロに増加し、パフォーマンスは向上している

中日のブライト健太選手が、延長戦での勝負を決める3点適時二塁打を放ち、チームを勝利へと導いた。代打としての役割を果たし続ける中で、彼の冷静さと集中力は際立っている。試合の流れを変える重要な選手としての存在感を示したのは、非常に印象的である。
キーワード解説

  • 代打とは?:スタメンではなく、試合中に途中で打席に立つ選手のことです。試合の状況に応じて出場する選手として重要な役割を果たします。
  • 四死球とは?:「四球」と「死球」を合わせた用語で、球審の承認のもと、投手によるボールや体に触れる球からの出塁を意味します。
  • クライマックス・シリーズ(CS)とは?:プロ野球のポストシーズンにおけるプレーオフのことで、リーグ戦を終えた上位チーム同士で争われます。

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