中日・石川昂弥、ウエスタン・リーグで本塁打を放ち1軍再昇格をアピール

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◇30日 ウエスタン・リーグ オリックス6―3中日(ほっともっと神戸) 中日ドラゴンズの石川昂弥内野手(24)が、ウエスタン・リーグの試合において見事なパフォーマンスを見せ、1軍再昇格へ向けてアピールを果たしました

試合はオリックス相手に6対3で敗れましたが、石川は「5番・三塁」として出場し、9回に左翼越えの本塁打を放つなど合計2打点を挙げました

その本塁打は、9回の2死という場面で、2ボール1ストライクのカウントからオリックスのピッチャーが投じた速球を力強く振り抜いたもので、石川は「打ったのは真っすぐかシュートか

完璧だったと思います」と振り返りました

この一撃は、彼にとって左太もも裏の故障から復帰した後の初本塁打であり、今シーズンの通算3号となります

石川は、4回にも犠飛を打つなど活躍

その後、7回には対戦相手の育成選手で後輩でもある宮国から右前打を放ち、今季直近5試合全てで安打を記録しています

19打数9安打で打率は4割7分4厘という素晴らしい成績を残し、調子の良さを示しています

石川の最近の打撃成績に対して、中日2軍の落合2軍監督は「変わったんじゃない? 仕留める能力も上がり、打ち方に迷いもない

どんと打席にいけている

いつ(1軍に)呼ばれてもいいと思います」と評価しました

開幕時には4番打者を務めていた石川ですが、不振に悩まされて2軍に降格し、その後の昇格に苦しんできました

しかしながら、彼は「結果が出ているので、手応えはあります

自信はもっていきたいです」と意気込みを語っています

石川昂弥選手の今回のパフォーマンスは、彼の復活を印象付けるものであり、1軍再昇格への大きな一歩となりました。彼の長期的な故障からの回復と好調な打撃が続けば、プロ野球の舞台でもその力を発揮する日が近いかもしれません。今後の試合で彼がどのように進化し、活躍していくのか非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 本塁打とは? 野球において、打者がボールを打ち、フェンスを超えて直接得点に結びつくことを言います。
  • 打率とは? 打者がヒットを打つ確率を表す数値で、ヒット数を打数で割ったものです。例えば打率4割7分4厘は非常に高い数字です。

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