巨人、阪神戦で痛恨の逆転負け 杉内コーチが投手陣を称賛

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2025年8月31日、甲子園で行われたセ・リーグの試合で、巨人が阪神に5-4で敗れた

試合終盤、思わぬ打ち合いとなり、特に投手陣の働きが試合の流れを大きく変えた

巨人の杉内俊哉投手チーフコーチ(44)は、この試合でのピッチャーたちのパフォーマンスを称賛した

横川の好投

この試合の先発を務めた横川は、走者を出しながらも、要所での併殺打を活かして6回途中、6安打1失点の成績を残した

杉内コーチは「よく粘って投げてくれましたね」とコメントし、次回の登板も期待できると示唆した

田中瑛の奮闘

試合は0-1で迎えた6回に、横川が1死一、三塁のピンチを迎える場面で、2番手の田中瑛がマウンドに上がり、伝家の宝刀とも言えるシュートで遊ゴロ併殺打に仕留めた

杉内コーチは、「あそこはもう次の1点をあげないところでやっていた」と評価した

逆転の瞬間

直後の7回、巨人は阪神の先発投手・才木から5連打を許し、一挙に3点を奪って逆転

しかし、その後マウンドに上がった3番手の中川が一挙に4失点を喫し、田中瑛の勝利投手の権利が消滅する結果となった

中川の無念
中川は今季52試合目の登板で3敗目を喫しており、試合後には杉内コーチが「皓太がちょっと残念な結果になっちゃいましたが…」と無念の表情を浮かべた

風の影響もあった中で失点が発生したが、コーチの思いが空回りするという結果に終わった

今回の試合は、巨人にとって非常に悔しい結果となりましたが、投手陣の中では横川や田中瑛が好投し、期待が持てる内容でした。特に田中瑛の併殺打は、流れを変える大きなプレーでした。しかし、中川の失点によって逆転に成功した意味が薄れてしまったのが残念です。
キーワード解説

  • 併殺打とは? 併殺打とは、攻撃側にとって不利な状況で、走者が2人以上いるときに、野手が打者をアウトにしつつ走者もアウトにするプレーです。このように、1球で2人の走者をアウトにすることから「併殺」と呼ばれます。
  • 先発投手とは? 先発投手とは、試合の最初から投げる投手のことです。試合の流れを大きく左右する重要な役割を担っており、その日の試合の展開に大きな影響を及ぼします。
  • 勝利投手とは? 勝利投手とは、試合が終了した時点で最も多くの得点を許さなかった投手のことを指し、その投手は試合の重要な役割を果たしたとされます。

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